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地震や自然災害にも耐えられる頑丈な家にするには?

2021.08.06 - 家づくりのこと

頑丈な住宅にしたい方に知っていただきたいのが、地震や自然災害に強い住宅にするための工法です。
一口に頑丈な住宅といっても、様々な工法があり、それぞれの特徴があります。
そこで今回は、住宅の工法と、それらの特徴をご紹介します。
ぜひ注文住宅を建てる際の参考にしてみてください。

□基本的な地震に強い家づくりとは

木造住宅の家づくりでは、在来工法とツーバイフォー工法という2つが一般的です。

在来工法は、日本で昔から使われている工法です。
2000年の建築基準法の改正により、2000年以降に建てられる住宅は現行の耐震基準を満たさなければならないという基準が設けられました。
そのため、それ以前の在来工法で建てられた住宅よりも、現在の在来木材住宅は耐震性が高くなっています。
柱を固定する金物が指定したり、耐力壁をバランスよく配置したりすることで、地震に強い家づくりが実現します。

在来工法は、他にも間取りの自由度が高いことや、リノベーションや増築がしやすいことなどがメリットとしてあります。
家族構成やライフスタイルの変化に合わせて、自由に住宅も変更していけるのでおすすめです。

ツーバイフォー工法は、用いられる木材の大きさが2インチ×4インチなのでこの名前が付けられました。
壁一面で住宅を支える点が特徴です。
面で支えるので、地震や自然災害に強い家づくりができます。

ツーバイフォー工法のメリットは地震や自然災害に強いだけではありません。
気密性や断熱性が高い点もメリットとして挙げられます。
気密性と断熱性を高めることで、夏は涼しく冬は暖かい生活を送れます。

□より頑丈な住宅にするためには

当社では、より頑丈な住宅にするための2つの制震ダンバーを採用しています。

1つ目はミューダムです。
ミューダムというのは壁の面に斜線のように設置する筋交い型ダンパーです。
アルミと鋼材を使用し、地震の揺れを金属流動という現象を利用して熱エネルギーに変えてしまいます。
ミューダムは腐食しても、地震の揺れに耐えられます。

その耐久性は60年以上続きます。
メンテナンスを定期的に行わなくても良いのは嬉しいですよね。
国土交通大臣認定壁倍率を取得していて、安心安全です。

2つ目はnovopan STP2です。
パーティクルボードのことで、せん断剛性が合板に比べて2倍以上あります。
地震や自然災害に強い住宅を作ることが可能です。
耐水性が高く、住宅の寿命も長くなります。

また、壁に使用することで、壁の強度の倍率が最大で4.8倍にもなります。
国土交通大臣にも認められている安心安全の耐震ダンパーです。

□まとめ

地震や自然災害に強い住宅について解説しましたがいかがだったでしょうか。
日本は地震が非常に多い国なので、対策をしておく必要があります。
工法や建材の理解を深めることで、頑丈な家を建てる際の参考になるでしょう。
なにか疑問があればぜひ気軽にご相談ください。

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