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木造住宅の湿気対策とは?木材を蒸らす水分の要因も併せてご紹介!

2021.09.02 - 家づくりのこと

木造住宅をお考えの方は多いと思います。
今回は、木造住宅の水分の要因や、湿気対策を解説していきます。
ぜひお役立てください。

☐木造住宅の木材を濡らす水分の要因とは

*木材を濡らす水分の要因の4つをご紹介

梅雨の時期、特に悩んできた湿気ですが、その水分の要因は何なのかご存知でしょうか。
ここでは、木材を濡らす水分の要因を4つご紹介します。

まず1つ目の要因は、家の外から侵入する雨水、雨漏りです。
屋根や壁の隙間、ひびから少しずつ雨水が侵入すると、木材の含水率も少しずつ上昇します。
また、稀に換気口から床下空間に雨水が侵入することもあります。

2つ目の要因は、家の中から侵入する水分です。
キッチンや浴室、トイレ、洗面所などで使う生活水が木材を濡らしてしまう場合もあります。
特にタイル張りの浴室では、タイルの間のコンクリートに注意が必要です。
コンクリートは、目地と呼び、目地にひび割れが発生すると、水分が侵入して、多湿になることがあります。

3つ目の要因は、地面から上昇する湿気です。
地表の水分が水蒸気となり、床下へ上昇するため、床下の木材の含水率が高くなり腐朽の原因になってしまいます。
しかし、地面から上昇する湿気は、床下に防湿対策を施すことで対処が可能です。

4つ目の要因は、生活空間から発生する湿気です。
例えば、汗や洗濯物、ファンヒーターの燃焼から発生する水蒸気などがあります。
生活空間から出る湿気が、木材を湿気させる原因となりますが、これらは洗面所の換気を行うことや、布団を干して乾燥させるなど、少しの気遣いで対策が可能です。

他にも、梅雨や湿度の高い日に床下の換気口から侵入する湿気があります。
また、冬場によくある、温度差により発生する結露水もあります。

☐湿気の対策とは何があるか

*浴室での湿気対策とは

湿気の多い浴室ではカビが発生してしまいがちです。
そのため、毎日のちょっとした習慣でカビを発生させにくくしましょう。

湿気対策の1つとして、窓を閉めて密閉した状態で換気扇を使うことが有効です。
窓を開けたまま換気扇を使うと、空気の乱れから、湿気が外に出ていきづらくなってしまいます。
窓を開けて換気扇を使っていた方は、ぜひ一度窓を閉めて使うことをおすすめします。

また、お風呂使用後に、冷たいシャワーで周りを流すことも有効です。
壁や床を冷たいシャワーで流すと、カビが発生しにくくなります。

*家全体の湿気対策とは

適切な換気が、一番の湿気対策になります。
建物に換気機能がついている場合は、切らずにつけ続けてください。
また、定期的に窓を開けて換気することで風通しを良くし、湿気を流すことができます。

他にも、押し入れを開けて湿気がこもることを防止するのも有効です。
さらに、押し入れに扇風機などで風を当てることも湿気対策として効果的です。
ぜひお試しください。

☐まとめ

今回は、木造住宅の水分の要因や、湿気対策をご紹介しました。
湿度が高く湿気が溜まりがちな時は、換気をして湿気を外へ逃がしていきましょう。
当社では、自然環境への耐久性と防犯に対応した住まいのご提案も行っています。
また、高気密・高断熱の住宅建築も行っております。
気になる点がございましたら、お気軽にご相談ください。

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