家の屋根の種類は何がある?屋根材についても併せてご紹介します!
2021.09.21 - 家づくりのこと
「屋根にはどのような種類があるのかな」
「屋根材についても知識を深めたい」
家づくりを検討中で、このような考えをお持ちの方は多いでしょう。
そこで今回は、屋根にはどのような種類があるのかをご紹介します。
屋根材の種類についても併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
□屋根の種類をご紹介!
屋根の形にはさまざまな種類がありますが、ここでは5つご紹介します。
1つ目は、切妻屋根です。
この屋根は最も一般的で、屋根頂上部(大棟)から下方へ2面、野地板が伸びていき屋根の形状を構成しているものです。
構造が単純なので比較的丈夫で雨漏りが少ない点が魅力として挙げられます。
2つ目は、寄棟屋根(よせむねやね)です。
寄棟屋根とは、屋根の最上部から4方向の屋根面が分かれているものです。
寄棟屋根は切妻屋根とは異なり、大棟だけの構造ではなく、4面を合わせている性質上「下り棟」といわれる大棟(最上部)から下っていく棟が4つ存在します。
3つ目は、入母屋屋根(いりもややね)です。
入母屋屋根(いりもややね)とは「上部切妻」「下部寄棟」が混在した屋根のです。
切妻屋根と寄棟屋根の両方の構造を併せ持ったものになりますので、その構造は複雑です。
4つ目は、片流れ屋根です。
片流れ屋根とは、名前の通り1方向にのみ勾配のある屋根の形状のことです。
最もシンプルな形状のひとつで、工事がしやすく、防水上の欠陥を見つけやすい特徴があります。
屋根一面が広いため、太陽光パネルの設置にもおすすめです。
5つ目は、陸屋根(ろくやね)です。
キューブ型の住宅に見られる、屋根に勾配がついていない平らなものを陸屋根といいます。
陸屋根では、外壁と屋根の境界に立ち上がり部分が存在し、それをパラペットと呼びます。
パラペットがあることで境界がはっきりして、外観の見栄えが良くなります。
また、屋根に溜まった雨水が外壁に流れ落ちるのを防ぐ役割も担っています。
□屋根材にはどのような種類がある?それぞれの特徴をご紹介!
1つ目は、スレートです。
軽量で地震に強く、耐火性も高いのが特徴です。
見た目がシンプルで、どのようなデザインの家にも合わせやすいでしょう。
表面の防水効果が5年から7年程度で切れてしまうので、定期的な塗装メンテナンスが必要である点には注意が必要です。
2つ目は、和瓦・洋瓦です。
和瓦・洋瓦には、粘土瓦やセメント瓦などがあります。
瓦類は昔ながらの入母屋屋根や越屋根と相性が良く、落ち着きのある家に仕上がります。
3つ目は、ガルバリウム鋼板です。
この屋根材は金属でできており、耐久性の高さが特徴として挙げられます。
また、防水性能が高く、豪雪地域などで採用されることが多いです。
4つ目は、アスファルトシングルです。
この屋根材は、シート状で海外で特に人気を誇っています。
軽量の薄いシートを張っていくので内部に水が入り込みにくく雨漏りのリスクが少ないことが特徴として挙げられます。
デザインが洋風なのでおしゃれな仕上がりが期待できるでしょう。
□まとめ
今回の記事では、屋根の種類と屋根材の種類、またそれぞれの特徴をご紹介しました。
ぜひ本記事を参考に、屋根の種類についても考えてみてくださいね。
また当社では、初めての家づくりで抱えるお悩みをお客様のペースに合わせて解決しますので、お困りの際はぜひお気軽にお問い合わせください。