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地震に強い間取りにするためのポイントをご紹介します!

2021.10.13 - 家づくりのこと

日本は世界でも有数の地震大国なので、いつどこで地震が発生してもおかしくない状態です。
その中で長く安心して暮らし続けるには、地震に強い家を建てるのが非常に大切です。
そこで今回は、地震に強い間取りにするためのポイントと、地震に強い家づくりの注意点についてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

□地震に強い間取りのポイントをご紹介!

ここからは、地震に強い間取りのポイントを3つご紹介します。

1つ目は、耐力壁の多さです。
壁が多いほど、地震が起きた時に屋根の重みをしっかりと支えられます。
逆に、窓が多い間取りや、地震時に負荷がかかる部屋の角に窓が配置された間取りは要注意です。

2つ目が、部屋の数です。
部屋数が多いと、その分柱や梁、壁が増えるので、耐震性は高くなります。
反対に、ひと部屋が大きかったり、吹き抜けを設けたりすると、開放感はたっぷりありますが、地震に対する抵抗力は弱まる可能性があります。

3つ目が、家の形です。
地震に強い家にしたいなら、シンプルな正方形の家がおすすめです。
正方形に近い家には、土台から2階まで継ぎ目なしに1本で通した通し柱という柱があります。
この通し柱により1階と2階が一体となっている家なら、地震が起きた時に揺れを全体で効率よく分散できるのです。

反対に、極端に細長い間取りや複雑な形の間取りの家は、地震の負荷が均等になりません。
もしも、壁の短い箇所や接合部に負荷が集中すれば、そこが破損して倒壊につながる恐れがあります。

当社では家の耐震性・制震性を高めるために、耐震壁「novopanSTPⅡ」や制振ダンパー「ミューダム」を使用しています。
大型の地震が万が一発生しても安心していただけるような家づくりに努めておりますので、詳細が気になる方はお気軽にお問い合わせください。

□地震に強い家づくりの注意点についてご紹介!

ここからは、地震に強い家づくりの注意点を2つご紹介します。

1つ目が、地盤の強度です。
地震に強い家を建てる際には、まず家の構造に意識がいきがちですよね。
しかし、地震に強い家を建てるためには、家が建つ地盤の強度も非常に大切です。
土地の地盤にも強度があり、強度が高いほど揺れが伝わりづらくなります。

2000年に改正された新耐震基準では、家を建てる際にその土地の地盤の強度を調査することが義務付けられています。
このように、土地の地盤と家の耐震性は密接な関係にあるため、地盤の強度は十分に確認しておきましょう。

2つ目が、平屋でもバランスの悪い家は倒壊しやすいということです。
平屋なら地震に強くて安心だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、全ての平屋が安全とは限りません。
耐力壁配置のバランスが悪く、弱い地盤の上に建てられた平屋は地震に弱い可能性があります。
平屋も他の住宅と同じく、地震に耐えられる構造や間取りを考慮し、しっかりと地盤調査をしましょう。

□まとめ

今回は、地震に強い家づくりがしたいとお考えの方に向けて、地震に強い間取りのポイントについてご紹介しました。
また、地震に強い家づくりの注意点についてもご紹介しました。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。

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