夏は涼しく冬は暖かい家の工夫として断熱をご紹介します!
2021.11.06 - 家づくりのこと
一年中快適に暮らすためには、夏は涼しく冬は暖かい家づくりが重要です。
そこで今回は、夏は涼しく冬は暖かい家づくりの工夫についてご紹介します。
過ごしやすいマイホームを手に入れたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
□夏は涼しく冬は暖かい家のために必要なポイントをご紹介!
ここからは、夏は涼しく冬は暖かい家づくりのポイントを3つご紹介します。
1つ目が、断熱化です。
寒い冬には、暖房を使用しているのになかなか部屋が暖かくならないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
その原因として、家の断熱性が低い可能性があります。
暖房器具そのものに原因がある場合を除いて、部屋が暖まりにくい原因として最も多いのが窓です。
一般的には、断熱性の問題のおおよそ40~50%が窓に原因があると言われています。
また、建物自体に断熱材を取り入れ、外気からの影響を受けにくくする施工も非常に大切です。
断熱材の種類も多く、それぞれ特徴がありますので、詳しく知りたい方は是非お問い合わせください。
2つ目が、気密化です。
気密とは、家の継ぎ目のスキマ部分を極力なくすことにより、暖気や冷気を減らすという考え方です。
「窓を締め切っているのになぜか冷たい風を感じる」「部屋を暖めたのに徐々に暖房の効果が減ってくる」などのお悩みは、気密性に問題がある場合が多いです。
床と壁、コンセント取り付け部分からの隙間風など、日ごろは気にしないような意外な場所も室温のロスになるのです。
3つ目が、住まいを建てる場所の風の動きです。
いくら断熱性や気密性を高めても、気候の良い春や秋は、やはり窓を開けて自然の風を取り入れたいとお考えの方も多いでしょう。
土地や季節によって、風の向きは異なります。
それぞれの風を可能な限り活かすことで、高断熱・高気密の家でも、冷暖房の必要でない時期の快適さを叶えられるのです。
□窓を断熱させるメリットをご紹介!
先ほどもご紹介したように、断熱性をアップさせるには窓が非常に重要となります。
そこでここからは、窓の断熱性を上げるメリットについてご紹介します。
まずは、結露を防げることです。
冬になると窓が結露して困るというご家庭は多いのではないでしょうか。
窓の結露は、水滴を拭き取っても時間が経つとまた結露してしまい、毎回の掃除が大変ですよね。
窓の結露の主な原因は、外の気温と部屋の気温差です。
これを解決するためには、窓を断熱するのが非常に効果的なのです。
次に、節電になることです。
冬の寒い時期は、せっかく部屋を暖めても窓付近が寒かったり、窓から冷気が入ってきてなかなか部屋の中が暖まらなかったりしますよね。
これによって、必要以上に暖房器具を使用してしまい、電気代がかさんでしまうこともあります。
窓の断熱性を高めることによってこれらの問題を解決し、結果として電気代の節約にもなります。
□まとめ
今回は、夏は涼しく冬は暖かい家づくりのポイントについてご紹介しました。
また、一年中快適な家づくりの工夫として、窓の断熱についてもご紹介しました。
この記事を参考に、快適な温度で一年中くつろげる家を手に入れてくださいね。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。