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家の風通しが悪いとどうなる?風通しの良い家づくりをしましょう!

2021.12.07 - 家づくりのこと

快適に過ごせる家にするために風通しを良くするべきだというのは、周知の事実だと思います。
それでは、風通しが悪い家に起きる影響をご存じですか。
風通しの良い家を建てるにはどうしたら良いのでしょうか。
この記事では、これらの疑問を解決する内容をご紹介します。

□風通しが悪い家に起きてしまうこととは?

家の風通しが悪いと室内に湿気が溜まり、結露やカビ、ダニが発生してしまいます。
結露は、室内の空気中に含まれている水蒸気が冷やされることによって発生します。
家のあらゆる物の耐久性を低下させ、家具だけでなく建具や壁に至るまで、全ての物にダメージを与えてしまいます。

また、衣類や壁にカビが発生し、熱がこもった室内ではダニが繁殖します。
衛生環境が悪くなり、アレルギーやぜんそくの原因となるでしょう。

風通しが悪いと、住まいだけでなくそこに住む人の健康にも影響をもたらします。
家を建てる際は、通風に優れているかを考慮することが非常に大切です。

□風通しの良い家づくりをしましょう!

それでは、通風に優れた家にするにはどうしたら良いのでしょうか。

まずは、空気の特性を活かした構造にすると良いでしょう。
結露、カビ、ダニの原因となる暖かく湿った空気は、上昇して上に溜まるという特性があります。
低い位置から風を取り入れ、高い位置から抜けさせる構造にして、常に自然の新鮮な空気を取り入れられるようにしましょう。

そして、部屋に窓を2つ設置するのも有効的です。
ドアが閉まっていても風の通り道ができます。

窓を2つ設置するのが実現できない場合は、室内窓を設置したり、出入り口のドアを開けたりして対応しましょう。
室内窓は、空気の通り道を確保できるだけでなく、隣接した部屋からの光を取り入れられるのでおすすめです。

風通しの良い家を実現するには、空気の通り道を意識して窓を設置することが大切です。
そうは言っても、たくさん窓を設置すれば良いというわけではありません。
窓が多い分、防犯性が低下し、プライバシーの確保が難しくなってしまいます。

周りの視線が気になる場所には窓を設置しないように気をつけましょう。
対策として、視界が気にならない高窓などを設置することがおすすめです。

□まとめ

今回は、風通しの悪い家に起きてしまう影響と、風通しの良い家づくりのポイントをご紹介しました。
暖かく湿った空気を外に逃がし、新鮮な空気を取り入れることで、カビやダニ、結露の発生を防げます。
ご家族の健康を守るためにも、風通しの良い家づくりに取り組みましょう。

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