新築の玄関の広さはどう決める?広く見せるコツもご紹介!
2021.12.03 - 家づくりのこと
新築を建てようと考えた時に、玄関でお悩みの方は多いのではないでしょうか。
毎日使用する場所であり、家の印象を左右する場所である玄関なので、快適な広さも使い勝手の良さも実現したいですよね。
そこで今回は、玄関の広さについてご紹介します。
□新築での玄関の広さについて解説!
新築の玄関の広さは、家の大きさに比例して決まります。
家が25坪から32坪なら玄関は2坪ほど、33坪から39坪なら2.5坪ほど、40坪から50坪なら3坪ほどが目安とされています。
それでは、同じ坪数の長方形型の玄関と正方形型の玄関の場合、どちらの方が使い勝手の良い印象があるでしょうか。
個人差はあるかもしれませんが、正方形型の玄関の方がゆったりと使えそうに感じますよね。
同じ広さでも、奥行と横幅の広さによって印象を変えられます。
玄関の間取りの場合は、奥行より横幅を広くした形にしましょう。
□新築の玄関を広く見せるコツをご紹介!
1つ目は、先程も申し上げたように横幅を広くすることです。
広く、使い勝手の良い玄関になるので、ご家族みんなで身支度をしても窮屈さを感じにくいでしょう。
2つ目は、吹き抜けや採光によって開放感を演出することです。
玄関に吹き抜けをつくったり、窓を設置したりして、明るく開放的な空間にすると広く感じるでしょう。
特に吹き抜けは、縦の空間が広がるだけでなく、採光にも優れているのでおすすめです。
3つ目は、玄関横に鏡を設置することです。
大きめの姿見があると、鏡に玄関が映し出されて広く感じられます。
最後に身支度ができるので、実用性も抜群です。
4つ目は、収納は玄関の近くの廊下や階段も活用することです。
玄関で使う物を全て玄関に収納する必要がありません。
例えば、季節限定でしか履かないブーツやサンダル、来客用のスリッパは、廊下や階段の収納に片づけても問題ありませんよね。
玄関の収納だけにこだわらず、周りのスペースを活かした収納を検討してみてください。
また、シューズクロークの活用もおすすめです。
下足入れを玄関に置かず、シューズクロークへの収納及びゲストとプライベートの出入口を分けることで、玄関廻りをスッキリ(家族の靴を置かない)とした空間を実現できます。
5つ目は、デッドスペースを活用することです。
玄関に収納スペースを多く設けてしまうと、それに応じて土間やホールが狭くなってしまいます。
収納スペースは廊下や階段だけでなく、頭上や足元のデッドスペースを活用しましょう。
収納する物をあらかじめ考えて計画すると上手に活用できます。
□まとめ
今回は、新築の玄関の広さについてご紹介しました。
玄関の快適な広さは、横幅を広くとることで実現できます。
新築をお考えの方は、今回ご紹介したコツを参考に玄関の間取りを考えてみてはいかがでしょうか。
この記事が参考になれば幸いです。