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平屋は地震に強いか?その疑問にお答えします!

2021.12.09 - 家づくりのこと

平屋は地震に強いとよくいわれますが、それは本当なのでしょうか。
そもそも地震に強い、弱いというのは何を基準に決められているのでしょうか。
この記事では、平屋が地震に強いかという疑問にお答えします。
ぜひ参考にしてください。

□平屋は地震に強いか

平屋は地震に強いかという疑問に単刀直入にお答えしますと、平屋は地震に強いです。
これは紛れもない事実です。

そもそも地震に強いというのは、地震による揺れが小さく、建物の負担を抑えられるということを指します。
一般的に、高さがあるほど建物は揺れますから、ワンフロアの平屋は他の住宅と比べても揺れにくい構造だといえるでしょう。
また、間取りも長方形や正方形といったシンプルなものが多いですよね。
このシンプルな間取りが耐震構造をつくりやすくしてくれるので、平屋は地震に強いからと選ばれることが増えているのです。

□平屋をさらに地震に強くするには

しかし、平屋だから耐震は安心だというわけではありません。
きちんと耐震診断を行い、耐震補強をしましょう。

まず、既存の壁を筋交いや補強用合板で補強したり、壁を新たにつくって構造から強化したりしましょう。
建物の重量を支える壁は、補強したり増やしたりするとより耐震性が高まります。

そして、柱を強化しましょう。
柱も壁と同じように建物の重量を支える場所です。
筋交いをつけ、天井や床の接合部分には耐震用の金具で強化して、柱が倒壊するのを防ぎましょう。

また、屋根を軽い素材にすることも有効です。
壁や床、柱にかかる重量をなるべく減らすには、最も上にある屋根の重量を減らしましょう。
土葺き屋根や瓦屋根は重いので、耐震性の面からはあまりおすすめできません。
スレート屋根などの軽い素材を採用して、屋根による負担を減らしましょう。

最も大切なのは、地震に強い土地に平屋を建てることです。
どれだけ平屋自体の耐震性を高めても、土地の基礎がしっかりとしていなければ元も子もありませんよね。
地盤調査を忘れずに行い、軟弱な地盤だった場合は地盤改良工事を行いましょう。

過去の災害データや地盤データ、ハザードマップを参考にすれば、その土地の基盤がしっかりしているかをある程度見極められます。
エリアを探す段階から、こういった視点も頭の中に入れておくと良いでしょう。

□まとめ

この記事では、平屋は地震に強いかという疑問にお答えしてきましたが、いかがでしたか。
納得のいく理由がお伝えできていれば幸いです。
日本に住んでいると自然災害からは逃れられません。
ご家族の命を守るためにも慎重に検討していきたいですね。

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