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人が快適に過ごせる温度はどのくらい?詳しく解説します!

2021.12.17 - 家づくりのこと

人が快適に過ごせる温度がどのくらいかをご存じですか。
日本は特に、夏がじめじめと暑く冬は乾燥した空気と凍える寒さが身に沁みるので、快適な暮らし作りは難しいですよね。
そこで今回は、人が快適に過ごせる温度について詳しく解説します。
家づくりを控えている方はぜひ参考にしてください。

□温度と湿度が快適さに影響する

一般的に、人は気温が高いほど湿気を感じやすくなります。
なぜなら、空気が含める水蒸気量は温度に比例しているからです。
梅雨や夏の時期は、温度が高くなるので湿度も高くなります。
このじめじめした空気が不快な暑さを生み出しているのです。

冬になると空気が乾燥し、肌の保湿に手を焼いている人も増えるのではないでしょうか。
温度に伴い湿度も低くなるので、空気中の水蒸気量が減ってしまいます。
そして、肌の乾燥が気になるのです。

また、同じ温度でも、湿度や風の違いによって体感温度は変化します。
温度と体感温度は決してイコールではありません。

湿度が低いほど体表にある汗が蒸発しやすくなるので、蒸発して熱が奪われることで寒さを感じます。
反対に、湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体温が下がりづらいので暑く感じます。
快適に過ごすためには、湿度をコントロールすることが大切だといえるでしょう。

□人が快適に過ごせる温度と湿度とは

人が快適に過ごせる温度と湿度は、季節によって基準が異なります。
先程もご紹介したように、温度の高さと湿度の高さは比例するからです。

夏場は25度から28度程度が良く、湿度は45パーセントから60パーセントが良いといわれています。
そして、冬場は18度から22度程度が良く、湿度は55パーセントから65パーセントが良いでしょう。

夏場と冬場では、快適な温度が最大で7度も違うことから、季節に関わらず常に一定の温度を保っていれば良いわけではないことがお分かりいただけると思います。

夏の方が湿度が低い基準なのは、気温が高く湿度による不快感が大きいからです。
温度が高いほど空気が含める水蒸気量が多いので、気温の高い夏は湿度がぐっと高くなります。
不快感を減らすためには、湿度を低くすることが大切です。

□まとめ

今回は、人が快適に過ごせる温度と湿度についてご紹介しました。
温度と湿度には密接な関係があり、体感温度に大きく影響します。
今回ご紹介したのはあくまで基準なので、絶対的なものではありません。
それぞれの人の体調や体質に合わせて調節し、快適な暮らしを実現しましょう。

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