中庭のある平屋で後悔しないために!ポイントをご紹介!
2021.12.29 - 家づくりのこと
自然に囲まれてのんびりと暮らせる、中庭のある平屋に憧れを抱いている方は多くいらっしゃることでしょう。
しかし、その造りの特殊さをしっかりと理解した上で建てなければ後悔してしまうかもしれません。
そこで今回は、中庭のある平屋で後悔しないためのポイントをご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
□まずは中庭のある平屋の形を理解しよう
中庭のある平屋には大きく3つの形があります。
1つ目は、コの字型の平屋です。
庭の三方を囲む形で平屋を建てます。
中庭を完全に囲むわけではないので、プライベートな空間を確保しつつ開放感を出せるでしょう。
2つ目は、ロの字型の平屋です。
庭の四方を囲む形で平屋を建てます。
中庭が平屋で完全に囲まれているので、完璧なプライベート空間を実現できます。
中庭を中心に回遊動線を作りやすいという魅力もあります。
3つ目は、L字型の平屋です。
庭を二方面から囲って平屋を建てます。
3つの中では最も開放感を出せるのに加え、うまく配置すれば周りの視線も遮られます。
比較的広い中庭を作れるところも魅力の1つです。
□中庭のある平屋で後悔しないためのポイントとは?
1つ目は、中庭を作る方角に関わらず、南側と東側に大きい窓を設置することです。
中庭側に大きな窓を設置するからといって、南や東の採光に優れた方角の窓を小さくすると、明るさや暖かさの面で後悔してしまうかもしれません。
明るさと暖かさをしっかりと確保するためには、南側と東側に渋らず大きな窓を設置しましょう。
2つ目は、中庭に植える植栽は慎重に選ぶことです。
育った時に家の基礎部分に悪影響を及ぼす可能性があるので、太くて大きな根を張らない植栽を選びましょう。
また、日当たりが良くない中庭であれば、厳しい環境でも育ちやすい植栽を選ぶと良いですよ。
3つ目は、大きな窓の断熱性をしっかりと確保することです。
窓は大きいほど外気の影響を受けやすいので、なるべく外気を遮断してくれる高性能な窓を採用することをおすすめします。
4つ目は、排水に注意することです。
中庭は、平屋に囲まれた状態だと特に湿気が溜まりやすい状態になってしまいます。
水はけが悪いので、あらかじめ排水に気を配った設計にしましょう。
□まとめ
今回は、中庭のある平屋で後悔しないためのポイントをご紹介しました。
ロの字型の平屋は特に注意していただきたい形ですので、ご検討の際は今回ご紹介したポイントを生かしていただければと思います。
何かご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。