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地震に強い家の秘訣は形にある?!詳しく解説します!

2022.02.02 - 家づくりのこと

地震に強い家の秘訣は形にあることをご存じですか。
家の形は様々ですが、基礎的な部分であり、非常に大切です。
この記事では、地震に強い家の形について解説します。
家の形以外に地震への強さに影響する要素も紹介しますので、ぜひご覧ください。

□地震に強い家の形を解説します

地震に強い家の形というのは、ずばりシンプルな形の家のことを指します。
最も強いのは正方形の家です。
この形の判断方法には、平面形状と立面形状を見る必要があります。

平面形状とは、家を上から見て地面と接している面の形のことです。
これが長方形で分割できれば、地震に強い家の形といえるでしょう。

立面形状とは、家を正面から見た時の形のことです。
平面形状と同様に、長方形で分割できると耐震性が高いです。

二階建ての家の場合は、一階と二階の配置に注意する必要があります。
この2つに大きなずれがあると、バランスが悪くなり、地震に弱くなってしまうかもしれません。
一階の中心に二階があるよう、2つの配置に気をつけましょう。

□家の形以外に地震への強さに影響する要素を紹介します!

1つ目は、地盤です。
どれだけ家自体の耐震性を上げていたとしても、家が建っているその場所の地盤が軟弱だと意味がありません。

2つ目は、柱です。
建物を揺れないようにするためには、支える柱がしっかりとしている必要があります。
建物の外回りや内部の要所に柱を設置することに加え、バランスよく負荷がかかるようにしましょう。
また、柱と土台は、金物で固定するのが鉄則です。

3つ目は、耐力壁です。
地震による横の揺れを軽減するために、筋交いや面材を用いて耐力壁を設置します。
建築基準法で耐力壁の最低基準は決められていますが、それより20パーセント多い方が良いといわれています。
また、量も大切ですが、ずれをなくしてバランスよく配置するのも大切です。

4つ目は、劣化です。
建物は、年月とともにどんどん劣化していきます。
この劣化に大きく関わってくるのが、水分です。
雨や湿気への対策として、断熱性や換気に着目して家づくりをしましょう。

また、家の基礎部分を食べてしまうシロアリによる劣化も考えられます。
シロアリは湿気を好み、特に水回りで繁殖しやすいです。
換気に気をつかい、定期的に検査して、シロアリが発生しないように気をつけましょう。

□まとめ

今回は、地震に強い家の形を紹介しました。
家はシンプルな形の方が地震に強く、中心を考えたバランスの良い配置になるよう配慮することが必要です。
耐震性について何かお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。

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