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縁側と濡れ縁の違いは何なのでしょうか?ヒントは雨です!

2022.02.06 - 家づくりのこと

縁側と濡れ縁の違いをご存知でしょうか。
何となく言葉の成り立ちから想像できるかもしれませんが、ヒントを握るのは「雨」です。
今回は、縁側と濡れ縁の違いや魅力をご紹介します。
この機会にぜひ覚えて帰っていってくださいね。
 

□縁側と濡れ縁の違いとは?

 
縁側と聞くと、昔ながらの和風な家で、お茶菓子を楽しむおばあ様と日向ぼっこをする猫といった風景を思い浮かべるのではないでしょうか。
「縁側」とは、部屋と屋外との間に作られる板張りの通路のような所のことを指します。
その縁側の種類の一部として、「濡れ縁」があるのですね。
 
濡れ縁は、壁や雨戸よりも外側に作られた縁側のことを指します。
雨に濡れてしまうことが、濡れ縁と呼ばれる由縁です。
先程のおばあ様と猫は、この濡れ縁でくつろいでいたというわけです。
庭と家を行き来する踏み台として利用されることが多いですが、中には固定されていない取り外し型や、折りたたみ型もあります。
 

□縁側の魅力をご紹介します!

 

*コミュニケーションが取りやすくなる

 
日本では古くからこの縁側でくつろぐことで、家族で団らんしたり、憩いの場として親しまれていたりしました。
日向ぼっこや庭の観察、ゆったりとした会話など、自然と人が集まる場所になっていたのですね。
来客スペースとしてご近所の方たちとも気軽にコミュニケーションを取れるかもしれません。
 
また、縁側と庭を使えば、バーベキューをしたり遊びまわったりと、様々に活用して楽しめます。
夏には縁側に座って花火をするのも良いですよね。
コミュニケーションの幅を縦にも横にも広げてくれるのが、縁側の魅力です。
縁側を作る際は、縁側に座った位置から見える景色に注目して、庭の雰囲気や造りを考えることが重要です。
 

*居室部分の室温を快適に調節してくれる

 
屋外と屋内の間に縁側があるので、そこで室温を一定にしてくれます。
また、直射日光を防いでくれる効果も期待できるでしょう。
 

*部屋を広く見せる効果がある

 
部屋と縁側を同じ高さにすれば、一続きに見えて部屋が広く見えるでしょう。
特に、床材や雰囲気を統一すると、より調和されて一体感が増します。
 

□まとめ

 
今回は、縁側と濡れ縁の違いや縁側の魅力についてご紹介しました。
縁側には、古くからの日本の良い所がぎゅっと詰まっています。
和風建築をご検討の方は、縁側を取り入れてみてはいかがでしょうか。
ただ、その分スペースが必要になるので、建ぺい率や容積率に注意してください。
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