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リビング階段のメリット・デメリットとは?リビング階段について詳細に解説します!

2022.02.09 - 家づくりのこと

リビング階段でお悩みではありませんか。
リビング階段をただオシャレだからという理由で採用するのではなく、メリット・デメリットを理解することで考え方も変わると思います。
そこで今回は、リビング階段のメリット・デメリットについて解説します。

□リビング階段のメリット・デメリットを解説!

*リビング階段のメリット

リビング階段は、玄関から個室までの間に必ずリビングを通ります。
ですから、帰宅時や外出時に家族などの家にいる人と顔を合わせることができます。
顔を合わせることで、自分自身の行動を家族などに知らせるだけでなく、ある程度の家族の行動も把握することができます。

また、顔を合わせることで、家族の行動を把握するだけでなく、顔を合わすたびに、「ただいま」「おかえり」などの挨拶や会話します。
そのため、自然とコミュニケーションを取れる環境作ることができます。
コミュニケーションを取る機会が増えることによって家族仲もより良好になりますよね。

さらに、間取りの中でも大部分を占めるリビング空間のアクセントにもなります。
特に、階段をスケルトン階段やらせん階段にすることでより広く、よりオシャレに演出するインテリアとしての効果も期待できます。

*リビング階段のデメリット

デメリットとしてよく挙げられるのは冷暖房効率が悪い点です。
ですが、それは断熱性能や人によるものというのが正直なところです。

断熱性能を気にされるのであれば『断熱等性能等級4』をクリアし、樹脂サッシなどの高断熱を採用すると、冬場でも大抵の人にはそれほど寒くなることはありません。
もちろん、寒がりの人にとっては寒く感じる場合があるので念頭に入れておくと良いでしょう。

また、リビングに階段があることで、「音が聞こえやすい」「料理などの匂いが伝わりやすい」といった点も気になる人は気になるところでしょう。
特に音に関しては、お子様などが2階で勉強など、集中することが必要なことをしている最中に1階のリビングの生活音が気になるということが考えられます。

そのような場合は、リビングと階段の間に廊下を設け、引き戸で仕切れるようにすることで音の大きさが緩和期待できます。

さらに、2階や階段から埃やゴミが落ちてくることを懸念される方がいらっしゃいます。
実際に、埃やゴミが落ちてくることは起こります。
特にスケルトン階段は、真下にも埃が落ちます。
これについては、こまめに掃除することで対処するしかありません。

□リビング階段のデメリットの対策方法を解説!

匂いの対策方法は、キッチンと階段の距離を離したり、換気がしっかり出来るように大きな窓を設けたりすることで少し抑えられます。
また、臭いが部屋全体に広がりやすいアイランドキッチンを避けることもおすすめです。

音漏れに関しては、扉を二重にしたり、音を吸収しやすい防音性の高い素材を使用しましょう。

空調に関しては、暖かい空気は上に登っていく性質があるので、床暖房やホットカーペットを用いて足元を温める工夫が良いでしょう。
シーリングファンをつけることも夏場はもちろん、冬場にも効果的です。

□まとめ

今回はリビング階段のメリット・デメリットを解説しました。
リビング階段を検討中の方もこれから考える方も、メリット・デメリットを把握することで、リビング階段のある生活が想像しやすいと思います。
ぜひ、今回の記事を参考に、リビング階段を検討してみて下さいね。

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