隣の家との距離が原因で日当たりが悪くなる?日当たりをよくする方法を解説します!
2022.03.09 - 家づくりのこと
「隣の家との距離で日当たりが悪くなるのは、本当なのか」
「日当たりが良い家にするにはどうすれば良いのか」
このような疑問を持つ方も多いでしょう。
そこで今回は、日当たりを確保する方法と、更に日当たりを良くする方法についてご紹介します。
□日当たりを確保する方法について
*隣の建物との距離を考える
日当たりを考える際、最も大切なのが南にある建物の高さと距離です。
南向きの家は日が良く入ることから人気ですが、それを遮られることが一番の懸念です。
南方向にある建物の距離と高さを測定し、実際に日が入るかの計算をしましょう。
窓の高さなども考慮すると、より詳細に日の入り具合がわかります。
*太陽の角度を計算する
距離の計算の次は、太陽の角度を計算しましょう。
1年で最も太陽が高い位置にあるのは、夏至の78度で、最も低いところにあるのは冬至で30度です。
先に計算した建物との距離と高さを含めると、日の入り具合が予想できます。
季節ごとの日の入り具合も予想できますね。
*細かいところを考える
上記2つの計算を終えると、後は細かいところの注意点を挙げるだけです。
例えば、南方向にある家の高さが変わる場合や、新しく家が建つ場合です。
致し方ない場合も出てくると思いますが、少しでも日の光が遮られないよう、最善の設計をしましょう。
以上が、日当たりを確保する方法についてでした。
□日当たりを良くする方法について
1つ目は、床の位置を高くすることです。
隣の家からの距離は変えられませんが、生活スペースを上に上げられます。
隣の家の高さが相対的に下がるので、影となる面積も少なくなるでしょう。
2階をリビングにしたり、部屋ごとに高さを変えるスキップフロアを採用したりして床の位置を高くしましょう。
2つ目は、吹き抜けを作ることです。
吹き抜けを作ると、1階の窓から光が入らなくても、2階からの光が期待できます。
直射日光を取り込むだけでなく、窓が多くなることで全体的に部屋が明るくなるのもメリットです。
しかし、生活空間が狭くなってしまうことがデメリットです。
3つ目は、隣の家から距離をとることです。
敷地面積次第ではありますが、隣接する家と距離をおいた地点に家を建てると、直射日光を取り込みやすいです。
□まとめ
今回は、日当たりを確保する方法と、更に日当たりを良くする方法についてご紹介しました。
当初の疑問を解決できたのではないでしょうか。
また、ご不明点等ございましたら、お気軽に当社へご連絡ください。