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木造の家の寿命について!長く住めるコツも解説します

2022.03.25 - 家づくりのこと

木造住宅の寿命について詳しく知ることは、家を長く使うための第一歩です。
そこで今回は、木造の家の寿命について詳しく解説します。

□木造住宅の耐用年数について解説!

木造住宅の法定耐用年数は22年です。
ただし、耐用年数は4種類あるため、ここではそれぞれについて詳しく解説します。

家を建てたり、不動産を購入したりする場合、建物は毎年減価償却しなければなりません。
これは、課税の公平性を担保するために行います。
例えば、新築と築40年以上経過した住宅の固定資産税が同じだと公平ではなくなってしまいます。

物理的耐用年数は、建物の構造体が物理的・化学的に劣化することを考慮した際の耐用年数です。
ただし、建築業者や気候、メンテナンスの状況、木材の種類などにより異なるため、あくまでも目安でしかありません。

経済的耐用年数とは、物理的な面や機能的な面に市場価値を含めた耐用年数です。
この考え方では、需要があれば耐用年数が長くなり、そうでなければ短くなるのがポイントです。

期待耐用年数とは、一般的なメンテナンスを適宜行った場合の耐用年数です。
この背景には、中古住宅の需要喚起で消費者の購買意欲を高める狙いがあります。
この期待耐用年数により、住宅の評価が正当に近いものになりました。

□木造住宅に長く済むためのコツを解説!

*まめな掃除

日常的な些細な掃除は、丁寧な生活を送る効果だけでなく、家自体の寿命を伸ばす効果もあります。
特に水回りや外装では、その欠陥に早めに気付けます。
水回りでは、水漏れの早期発見だけでなく、シミ、浸水、異臭などを未然に防ぐこともできます。
水回りのトラブルは、構造体の腐食にもつながる可能性があるので気をつけましょう。
外装に関しては、雨樋の詰まりは排水機能の低下につながりますし、ひび割れや異臭は隣家の迷惑になります。

*メンテナンスとリフォーム

外壁、内装、水回り、屋根はそれぞれで定期点検が必要ですが、特に屋根や水回りは直接生活環境に大きく影響します。
仮に防蟻対策をしなければ、構造体が腐る恐れがあるので気をつけましょう。
また、仮にメンテナンスが必要になっても、すぐに対応できるように貯金しておくことも重要です。

□まとめ

今回は木造の家の寿命について解説しました。
せっかく建てた家をメンテナンス不足で無駄にしたくないですし、できるだけ長く家を使いたいですよね。
さらに、木造住宅の寿命について知ることは、節約にもつながります。
ぜひ、今回の記事を参考に長く家に住んでくださいね。

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