一般的な家の広さとは?ご自身の環境に最適な広さを見つけましょう
2022.03.21 - 家づくりのこと
家を建てる予定がある方や検討中の方に知って欲しいことが、一般的な家の広さです。
家の広さは家庭ごとのさまざまな条件によって異なるため、その水準を知ることでスムーズに家の広さを決められます。
そこで今回は、一般的な家の広さについて解説します。
□一般的な坪数の目安を解説!
住宅金融金庫が2018年に行った調査によると、注文住宅の住宅面積の全国平均は126.8㎡で、坪数でいうと、約38坪でした。
建売住宅の平均面積は100.8㎡で約30坪なので、戸建て住宅では30〜40坪程度の広さが一般的な目安といえるでしょう。
部屋ごとの広さをみていくと、リビングはLDKで15〜18畳程度です。
その内訳は、キッチンが3〜5畳、客間が6畳程度、寝室で8錠程度、子供部屋が2つで12畳程度が目安です。
そのほかにも、バスルームやトイレ、収納、廊下などがあります。
これらのような間取りが一般的な4LDKの間取りであり、多くの方に採用されています。
また、広めのウォークインクローゼットやパントリー、ビルトインガレージなどを作りたい方は、もう少し広さに余裕があると良いでしょう。
一般的な4LDKの間取りで家を建てたい方は、40坪以上あれば問題ないでしょう。
□35坪と40坪で快適に住める世帯人数や違いを解説!
*35坪と40坪の最適な世帯人数
まず、郊外や都心部で建てる住宅とその他地域で建てる住宅の「居住面積水準」が少し異なるという点を知る必要があります。
その他地域では約30坪で3人、約38坪で4人という水準があります。
お子様の年齢によっては少しこの水準よりも小さめの水準が設けられます。
都心部や郊外よりもその他地域の方が土地が広いため、都心部や郊外はこの水準よりも広く見積もる必要があります。
2〜3人家族だと38坪は少し広く感じることが多いですが、将来を考えて3〜4人程度が快適に暮らせる水準の広さを選択するのも良いですし、あえて30坪以下のコンパクトな平家を建てるという選択肢もあります。
*35坪と40坪の間取りの違い
35坪の家の場合、3人家族で3LDKが目安です。
もちろん、施工の段階で4LDKが良いと考えた場合は、変更することも可能です。
また、プライベートを限られた空間で確保したい方は、部屋数を多くして部屋の広さをコンパクトにするのがおすすめです。
40坪の家の場合は、4人で4LDKが基本です。
また、家族が多い方やゆったりとした空間を求める方は、4人家族でなくても無理せずに40坪程度の居住空間を確保することが快適に過ごすためのポイントです。
どの坪数でも、ライフスタイルや人数の変化を想定すると、将来性のある住宅になります。
□まとめ
今回は、一般的な家の広さについて解説しました。
一般的な広さを知ることにより、自分のライフスタイルにはどれほどの広さが必要か大まかに理解できるでしょう。
ぜひ、今回の記事を参考にして、快適で最適な家の広さを見つけてくださいね。