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家を建てた後にかかるお金と内訳とは?詳細にご紹介します!

2022.03.17 - 家づくりのこと

新築建設時は家を建てることばかり考えてしまいがちです。
しかし、新たな暮らしを考えていく上では、ランニングコストも非常に重要な要素です。
そこで、今回は家を建てた後にかかるお金について解説します。

□さまざまなランニングコストについて解説!

*固定資産税と都市計画税

これまで、親元や賃貸住宅などに住んでいた方は、家を建てて初めて固定資産税と都市計画税を支払う場合がほとんどだと思われます。
2つを合計した年間支払い額は、家を建てる場所や予算にもよって異なりますが、目安としては、10万円〜20万円前後と想定しておくと良いでしょう。

*火災保険料と地震保険料

火災保険の保険料は建てた住宅の構造や地域、返済契約の有無、契約金によって異なります。
年間保険料の目安は、1〜2万円と考えておきましょう。

住宅ローンを利用する際は、万が一の時に支払い不可になってしまうことを防ぐために火災保険の加入が義務付けられていることもあります。
地震保険は火災保険に付帯する保険であり、補償内容や保険料は国によって一律に定められているので、建物によって変わることはありません。

*定期的にかかる住まいの維持費

一戸建ての家は、おおよそ10〜20年前後のサイクルで浴室や洗面所、キッチンといった水回りや外壁の改修作業が必要です。
一回の改修作業でかかる費用は、100〜150万円ほどです。

意外と大きな出費となるため、家を建てた後に改修にかかる費用を計画的に練ることが重要です。

□住宅取得後にかかる費用のポイントを解説!

不動産所得税は、都道府県が課税する地方税で、納付しなければならない金額が納税通知書に記載されています。
事前に調べたい場合は、東京都主税局の不動産所得税計算ツールで算出できます。
軽減制度を利用する際は、事前に申告しなければならないため、忘れないようにしましょう。

固定資産税・都市計画税は、市町村が課税する地方税で、毎年課税されます。
正確な金額は納税通知書で確認する必要がありますが、住宅販売業者や建築事務所の見積もりで確認してみるのも良いでしょう。

火災保険料は保険会社によって変わります。
できる限り保険料を抑えたい場合、保険会社を幅広く探してみることがポイントです。
また支払い方法を月払いから一括払いに変更したり、免責金額を設定したりすることでも費用を抑えられます。

マンションの場合は、修繕積立金や管理費が必要になりますが、戸建てにはそれがないので、ご自身で管理することが大切になります。
戸建ての場合は、しっかりとご自身で修繕のための貯金をしていくことで安心できます。

□まとめ

今回は、家を建てた後にかかるお金について解説しました。
家を建てることにフォーカスを当てすぎずに、様々な知識を蓄えることで、ランニングコストで苦しむことは少なくなります。
ぜひ、今回の記事を参考にランニングコストを準備してくださいね。

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