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南側に家を建てた際の日当たりとは?日当たりの良い家で快適に過ごしましょう
2022.05.25 - 家づくりのこと
家を建てるのであれば、やはり南側に日当たりの良い家を建てたいという方は多いでしょう。
確かに、南側の家は日当たりが比較的良いですが、いざ住み始めた際に後悔しないためには、メリットとデメリットの両者を理解しておく必要があります。
そこで今回は、南側の家のメリットとデメリットの両方を説明します。
□南側にある家の日当たりのメリットとデメリットを紹介!
日当たりの良い方角といえば、南側を思い浮かべますよね。
実際に、南向きの家は日当たりが良いです。
日当たりが良いと、メリットしかないと思われる方がいらっしゃいますが、デメリットも存在することを忘れてはいけません。
ここでは、そんな南側のメリットとデメリットをそれぞれ説明します。
*南側の家のメリット
南側の家は、季節問わず太陽が当たる時間が長いのがメリットです。
寒い冬でも、日が当たることで、他の方角ではない自然光の暖かさを感じられます。
また、家族がよく集まるリビングや洗濯物を干すランドリールーム、バルコニーなどを南向きにすることで、洗濯物が早く乾くだけでなく、明るく開放的な空間になり、昼の電気代節約にも繋がります。
*南側の家のデメリット
一方、南側のデメリットとして、夏場は高温になりやすいという点が挙げられます。
そのため、断熱性の高い窓ガラスや、遮熱カーテンなどでの対策が必要です。
さらに、南側のメリットを利用して、大きな窓を設置し明るく開放的な空間にした際は、外部からの視線を気にしないといけなくなります。
堀や植栽などで目隠しをする、または、窓をあえて高い位置にするなどの工夫も必要です。
□日当たりを調べる4ステップを紹介!
部屋の日当たりを調べるには、4つの工程が必要です。
方角だけでは日当たりは決まりません。
ここでは、日当たりを調べる工程について説明します。
ステップ1は、住所と方角を調査します。
方角では、南側という表記をあまり信じすぎないことがポイントです。
南側の中でも、東寄りか西寄りかで日当たりは異なってきます。
東寄りであれば、午前中に光が多く入り、夕方は早い段階で光が入らなくなります。
対して、西寄りであれば、朝方は光が入りにくく、夕方は光が入りやすいです。
このように、ただ単に南側というだけで日当たりが良いというわけではありません。
ご自身のライフスタイルに合わせて決めるようにしましょう。
ステップ2は、隣家との距離や高さの確認です。
日当たりを考える上で欠かせないのが窓です。
窓の位置も、隣家の高さや距離によって、最適な位置が異なります。
周辺環境をよく確認してから、窓の位置を決めましょう。
ステップ3は、隣家で窓が影になる角度を計算します。
これは、ステップ2の時点で同時に必要になってきます。
角度を知っておくことで、最低限の高さで済む場合が考えられます。
ステップ4は、直射光が入る時期や時間を計算します。
ステップ1で言ったように、ひとつの方角でも、東か西かの寄り方によって異なります。
だからこそ、数値で太陽の高度と時間を把握することをおすすめします。
□まとめ
今回は、南側の家の日当たりについて説明しました。
南側の家のメリットとデメリットを知っておくことで、それに対する対策が事前にできます。
また、南側が合わないと感じた方であれば、家や土地を購入する前に考え直すと良いでしょう。
ぜひ、今回の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。