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2階の部屋は熱がこもりやすい?原因と対策もあわせて解説します!

2022.08.25 - 家づくりのこと

戸建てにお住まいの方も、アパートやマンションにお住まいの方も、2階の暑さに悩まれている方は多いのではないでしょうか。
この記事では、2階の暑さの原因や、簡単に暑さをしのぐ方法をご紹介します。
厳しい暑さに悩まされている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

□2階が暑くなる原因とは

日本は気温が上昇傾向にあるため、夏の暑さに悩まされている方も多いでしょう。
特に、2階の暑さは厳しく、エアコンをつけても効果を感じられないこともあります。
ここでは、2階が暑くなる原因を2つご紹介します。

1つ目は、暖かい空気は上に上がる性質を持っているからです。
暖かい空気は冷たい空気と比べ、軽いため上昇していきます。
そのため、上に行けば行くほど暖かい空気が集まってしまうので、2階が暑くなってしまいます。

2つ目は、家の断熱性能や遮熱性能が低いからです。
屋根は太陽の熱が当たることで輻射熱の影響を受け、非常に温度が高くなってしまいます。
輻射熱とは、遠赤外線などの動線によって伝わる熱のことを指し、天井の断熱リフォームや遮熱シートを利用することで、輻射熱を遮断できます。

□簡単にできる暑さをしのぐ方法

暑さ対策をするには、リフォームなどの大掛かりな工事をしなければならないと、お考えの方もいらっしゃると思いますが、工事なしで手軽にできる方法もあります。
ここでは、手軽にできて簡単に暑さをしのげる方法を3つご紹介します。

1つ目は、部屋にこもってしまった暖かい空気を逃すことです。
換気を行い、暑い空気を逃すことが重要です。
また、換気のポイントとして、2ヶ所以上の出入り口を作り、出入り口を対角線上にすることで、空気が循環しやすくなります。

2つ目は、カーテンを工夫することです。
カーテンを閉めることで日差しが入らないので、ベランダの照り返し対策に有効です。
さらに、カーテンにもさまざまな素材があり、生地が厚めのカーテンや遮光カーテンを使うとより効果的です。

3つ目は、ベランダに打ち水をすることです。
打ち水による気化熱の効果で、涼しさを感じられます。
ただ、日中の暑い時間に打ち水をすると暑い空気が入ってしまう可能性もあるので、早朝や夕方の時間帯が打ち水にはおすすめです。

□まとめ

この記事では、2階が暑くなってしまう原因や、暑さを和らげる方法をご紹介しました。
暑さが厳しくなり、室内でも熱中症になってしまう可能性もあります。
夏の暑い日でもできるだけ快適に過ごしたい方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

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