「平屋では、どんな位置にエアコンを設置しているのだろう。」
「1つのエアコンで快適に過ごす方法はあるのかな。」

今回の記事では、平屋において適切なエアコンの設置場所と1つのエアコンで快適に過ごす方法をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□平屋においての適切なエアコンの位置

平屋においてのエアコンの設置場所には注意することがあります。
それは、冷房は高い位置に設置し、暖房は低い位置に設置する必要があることです。

なぜなら、冷たい空気は下に降りていく特性があり、暖かい空気は逆に上に上っていく特性があるからです。

＊冷房エアコンの設置場所

冷房エアコンの設置場所は勾配天井の天井が高い側の壁の高い位置がおすすめです。

高い位置に設置することのメリットはリビングでくつろいでいる時に、エアコンの冷たくて不快な風が直接当たらなく、風向きを真っすぐにしておくことで部屋全体が自然な形で涼しくなることです、

＊暖房は下から温める床下暖房がおすすめ

先ほど解説したように、平屋特有の勾配天井での高い位置からの暖房は大変効率が悪いです。

そのため、平屋では床下暖房がオススメです。
床下から部屋を自然にあたためてくれるため、寒い冬でも快適に過ごせます。

□平屋で1つのエアコンで快適に過ごす方法

次に平屋において1つのエアコンで快適に過ごす方法を3つご紹介します。

1つ目は、家の壁を高気密断熱性の壁や断熱ドアや断熱サッシにすることです。

どれだけ、エアコンが良く効いていても家の中に暑さや寒さが入り込んできてしまっては意味がありません。
しっかりと室内の温度を一定に保てるような断熱材を家の壁に使うことで室内の温度を保ち、エアコンを効きやすくすると良いでしょう。

2つ目は、冷暖房が届きやすい家の構造にすることです。

家の構造次第でエアコンの風が家全体に届きやすくなり、結果として1つのエアコンで十分快適に過ごせるようになります。
例えば、エアコンの風が部屋の出入り口に流れやすい構造にしたり、廊下を真っすぐにすることで廊下に空気が溜まりにくくすると家全体にエアコンが効きやすくなります。

3つ目は、住み方を工夫することです。

住み方を工夫することも平屋において1つのエアコンで快適に過ごす方法の1つです。
例えば、エアコンの部屋を離れる際に、ドアを空けておき、他の部屋に冷暖房を行きわたりやすくしたり、天井にファンを設置したりと工夫の方法はたくさんあります。

□まとめ

今回の記事では、平屋においてのエアコンの適切な設置場所と1つのエアコンで快適に過ごすためのポイントをご紹介しました。
エアコンは省エネな高効率エアコンをお薦めします。