吹き抜けとリビング階段の組み合わせのメリット・デメリットとその対策をご紹介!
2023.02.25 - 家づくりのこと
「リビング階段」とはリビング内に上階への階段が設置されている間取りであり、人気がある間取です。
また、リビング階段に吹き抜けを組み合わせる間取りもとても人気です。
そこで、本記事では、リビング階段と吹き抜けを設置するメリット・デメリットについて解説します。
□リビング階段×吹き抜けのメリットとは?
リビング階段と吹き抜けの組み合わせのメリットを4つご紹介します。
1つ目は開放感を生み出し、空間を広く見せることができることです。
同じリビングの広さであったとしても、リビング階段と吹き抜けを組み合わせることにより空間に高さと奥行きが生まれるため、空間を広く見せることが可能です。
2つ目は自然光を多く取り入れることができ、室内が明るくなることです。
吹き抜けがあることにより採光性が高くなります。
高い位置から階下まで日光を取り入れられるため、日中は自然光だけで十分な明るさを保てるでしょう。
3つ目は風通しが良くなることです。
上下階につながりがあることにより空間に高低差が生まれるため、通常の家にはない風の通り道ができます。
シーリングファンをつけることによりさらに空気循環が良くなります。
4つ目はお洒落な空間にすることができることです。
リビング階段と吹き抜けの組み合わせは色々あるため、マッチした組み合わせを選ぶことにより空間をおしゃれに見せるこができます。
また、吹き抜けによる高さの演出は非日常的な印象を与えることができます。
□リビング階段×吹き抜けのデメリットとは?
デメリットを3つご紹介し、それぞれの対策法を解説します。
1つ目は光熱費が高くなることです。
吹き抜けを設置すると、空間が大きくなるため、その分冷暖房をよりパワーが必要となります。
対策としては、吹き抜けにシーリングファンをつけると空気の循環が良くなります。
2つ目は南側の窓が熱くなることです。
吹き抜け窓が南側にある場合、窓が熱くなってしまう場合があります。
対策としては、窓を日射遮蔽型と呼ばれる日射熱を遮る窓にする、窓に庇をつけて日射の量をコントロールするなどがあります。
3つ目は掃除が大変であることです。
吹き抜けは高い場所にあるため、窓や梁、シーリングファン、照明の掃除が大変です。
対策としては、予め掃除がしやすいように吹き抜けを設計する、高所用のワイパーや窓ふきを利用するなどがあります。
□まとめ
本記事では、吹き抜けとリビング階段を組み合わせるメリット・デメリットについて解説しました。
吹き抜けがあることにより、空間が広くなることにより、メリット・デメリットがそれぞれ生じます。
デメリットによく注意して検討しましょう。
当社では、お客様のご要望に合わせて注文住宅をご提案させていただきます。
注文住宅について何かお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。