注文住宅の玄関をデザインする際のポイントをご紹介!
2023.03.08 - 家づくりのこと
玄関は住宅の顔となるため、こだわりたい部分です。
しかし、キッチンやリビングなどの部分にこだわった結果、玄関の部分が後回しになってしまう方が多いです。
そこで、本記事では注文住宅の玄関をデザインする際のポイントについて解説します。
□注文住宅の玄関をデザインする際のポイントとは?
玄関をデザインする際には次の7つのポイントを意識しましょう。
1つ目は適切な収納を確保することです。
生活様式にあわせた適切な収納をつくり設置しましょう。
玄関に付属する収納には以下のような種類があります。
・シューズボックス
・シューズクローク
・ウォークスルーシューズクローク
靴のみを収納する場合、シューズボックスで十分かもしれませんが、アウトドア用品の収納やコート掛けなどが必要な場合はシューズクロークやウォークシューズクロークがおすすめです。
2つ目は明るく開放感の玄関にすることです。
玄関を明るく開放ある空間にすることにより、外出前後の気持ちが上がるうえ、来客の第一印象が良くなります。
採光性をよくすることにより明るく開放的な空間を作ることができます。
3つ目はおしゃれかつ機能的な玄関にすることです。
玄関はおしゃれだけでなく、機能性も重視しましょう。
ブラウン系や濃いグレー系の色などを使用すれば、汚れが目立ちにくくなり、新築当時の状態を維持しやすくなります。
また、高齢の方と一緒に住む場合は、バリアフリーを考えて設計しましょう。
4つ目は玄関の向きを意識しましょう。
玄関の向きによって陽射しの量が変わります。
特に日差しは夏場の暑さに影響するため、日差しが強い南側に設置する場合は断熱材を入れるなど暑さ対策を行いましょう。
5つ目はポストやインターホンの位置に気を付けることです。
玄関単体だけでなく、ポストやインターホンの位置関係についても気をつけましょう。
玄関ドアの横にインターホンを設置する、門柱を立てて敷地前にインターホンを設置するなど、外構との兼ね合いを考えて設置しましょう。
ポストは住宅に直接郵便物が届くタイプと門柱部に設置するタイプで使い勝手が違うため、よく考えましょう。
□玄関ドアを選ぶポイントについて
玄関ドアを選ぶポイントは3つあります。
1つ目は開き勝手です。
玄関ドアは主に以下のものがあります。
・片引き:一枚ドアを左右に動かすタイプ。
・引き違い:片引きを二枚重ねたタイプ。
・片開き:一般的な一枚ドアで、最も多いタイプ。
・親子開き:片引きドアに小さな子扉を組み合わせたタイプ。
・両開き:左右どちらのドアも同じように出入りするタイプ。
開き勝手により使い勝手やデザインが大きく異なるため、玄関の好みや使い方に合わせて検討しましょう。
2つ目は採光性です。
玄関ドアにはガラスの採光窓を備えているモデルがあり、室内の明るさの確保ができます。
しかし、ガラス部分が大きいと防犯面で心配な部分もあるため、住宅周りの環境や方角をよく考えましょう。
3つ目は断熱性です。
アルミ製で南側に設置する玄関ドアは夏場の暑さを通しやすいという特徴があります。
日当たり良い玄関の間取りでは、アルミ材の間に断熱層を設けた断熱ドアを検討してみましょう。
□まとめ
本記事では玄関をデザインする際のポイントと玄関ドアを選ぶ際のポイントをご紹介しました。
自身のライフスタイルや住宅の周りの環境を考えて玄関をデザインしましょう。
当社では、お客様のご要望に合わせて注文住宅をご提案させていただきます。
注文住宅について何かお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。