フラット35sとは?わかりやすく解説します!
2023.05.25 - 家づくりのこと
マイホームを購入する際に考えるべきことの1つとして予算です。
予算を一気に支払える人は少ないため、基本的にはローンを組むことが多いです。
そこで、今回は住宅ローンを組む時にお得になるかもしれないフラット35sについて解説します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
□フラット35sとは?
フラット35sを説明する前にフラット35について解説します。
フラット35とは、金融機関(銀行)が協調しつつ貸し出す住宅ローンのことです。
フラット35とフラット35sの違いは、金利と利用できる条件です。
フラット35の金利は現時点(毎月金利見直し有)ですが、フラット35sだと返済開始から5年間、または10年間にわたり金利が0.25パーセント引き下げられて1.04パーセントになります。
金利が一定期間低くなれば、返済総額を抑えられるため、フラット35sはフラット35よりもお得な住宅ローンです。
しかし、フラット35は中古住宅や新築を購入する際に利用できるのに対して、フラット35sはより耐久性や耐震性に優れた中古住宅、または新築を購入する際のみに利用することが可能となります。
フラット35sにはプランが2種類あり、返済開始から10年間金利が引き下げられるものを「フラット35s 金利Aプラン」、5年間金利が引き下げられるものを「フラット35s 金利Bプラン」と呼ばれています。
□フラット35sの注意点とは?
フラット35sを検討する際に注意してほしい点を3つ解説します。
1.借り換えを利用する際の条件について
フラット35sで借り換えをする上で、以下の条件を満たしている必要があります。
本人・その親族が住む住宅の建設、あるいは購入するためのローンであることです。
ただし、賃貸用や投資用物件のローンや、リフォームローンでの借り換えは利用できませんので注意しましょう。
2.受付終了になる場合がある
フラット35sには、住宅金融支援機構によって割り当てた予算があり、所定の予算金額に達する見込みがあるとフラット35sの受付は終了するため、いつ申し込んでも必ず利用できるわけではないです。
受付状況は、受付が終わる約3週間前までには、住宅金融支援機構が運営しているフラット35のホームページで発表されるため、利用を考えている方は受付状況を確認しておきましょう。
3.5年後または10年後に返済額が上がる
フラット35sは、5年または10年間では金利が下げられますが、言い換えると5年または10年後には金利が上がります。
ある程度の期間が過ぎると返済負担が少しだけ大きくなることを意識しましょう。
□まとめ
本記事では、住宅ローンの1種であるフラット35sについて解説しました。
省エネルギーや耐震性に優れた住宅を購入する方はフラット35sの説明してみてはいかがでしょうか。
当社では、お客様のご要望に寄り添った家づくりを志しております。
ローンの支払いをはじめ、家づくりにおいて何かわからないことがありましたらお気軽にお問い合わせください。