人に優しい家とは?素材と使いやすさの観点から解説します!
2023.05.29 - 家づくりのこと
せっかくマイホームを持つなら快適で健康的な生活が送れる家が良いですよね。
しかし、そもそも人に優しい家とはどのような状態を指すのでしょうか。
そこで、今回は人に優しい家を素材と使いやすさの観点から解説します。
□自然素材で人に優しい家に!
自然素材を使ったものは環境や健康に優しいです。
自然素材を使ったものには以下のようなものがあります。
・無垢材
天然の木材で、杉、檜、クルミの木など種類によって独特の風合いがあり、フローリングや建具などに使われます。
すべすべとした滑らかな肌触りやぬくもりを感じられる木肌の風合い、経年によりさらに質感が深まるのが魅力です。
・漆喰と珪藻土
漆喰と珪藻土は自然素材の壁材として人気が高いです。
微細な孔を無数に持つため通気性が良く、また湿度が高い時は空気中の湿気を吸収し、湿度が低い時は逆に蓄えていた湿気を放出するため、調湿性に優れています。
・植物由来の壁紙
紙の表面層に自然素材を含み、その素材が持つ特徴を生かした壁紙です。
珪藻土、竹炭、稲麦、マニラ麻など色々な自然素材を使ったタイプがあります。
□快適に過ごすための工夫を解説!
快適に過ごすための工夫として以下のようなものがあります。
1.手すりをつける
手すりをつけることにより、階段の昇り降りや廊下の歩行をなどの移動を補助したりしてくれます。
手すりは大掛かりなリフォームをしなくてもでき、日常生活を大きく改善できます。
2.段差をなくす
床の段差をなくすことにより、転倒やつまずきを防止し、安全に移動でき、また、車椅子による移動も滑らかになります。
3.出入り口や通路の幅を確保する
出入り口や通路の幅を確保することにより、将来的に車椅子の用の場所の確保や手すりを取り付けたりできます。
4.設備に配慮する
高齢になってくると視野の狭さや視力の低下により手先がうまく動かせなかったり、急激な温度変化に耐えられなかったりするなどの問題があります。
次のようなことに配慮しましょう。
・スイッチは使いやすい場所に設置し、操作しやすいものにする。
・照明器具を適切な場所に配置し、室内を明るくする。
・冷暖房設備を適切に設置し、家の中の温度差をできるだけなくす。
□まとめ
本記事では、人に優しい自然素材と快適に過ごすために工夫できることについて解説しました。
人に優しい家にすることはイニシャルコストは少しかかるかもしれませんが、長く暮らすことができるためトータルコストでは結果的にお得になる場合が多いためぜひ検討されてみてはいかがでしょうか。