平屋の外観をおしゃれにするためのポイントについて解説!
2023.06.09 - 家づくりのこと
平屋は、おしゃれなイメージがあることや、バリアフリーの観点から人気があります。
一般の2階建て住宅との最大の違いは2階部分がないことであり、外観からして大きく異なるため、おしゃれな外観にするコツも2階建て住宅とは大きく異なります。
そこで、今回は平屋の外観をおしゃれにするコツについて解説します。
□平屋の外観をおしゃれにするためのコツ
*屋根の形にこだわる
平屋は1階にすべての居住空間が集中し、2階建て住宅に比べて視覚的な位置も低くなるため、屋根は外から見た時に視界にはいりやすく、存在感が大きくなります。
よって、屋根は平屋の外観に大きな影響を与えます。
平屋に合う屋根には以下のようなものがあります。
・スタンダードな「切妻屋根」
・シンプルな「陸屋根」
・ダイナミックな印象がある「片流れ屋根」
・落ち着きのある「寄棟屋根」
*希望するイメージに合わせて素材やカラーを選ぶ
希望するイメージに合わせて素材やカラーを選ぶことも重要です。
カラーの系統をまとめることにより統一感のある外観を実現できます。
また、素材とカラーの組み合わせも外観の印象を大きく左右するため、失敗しないために専門家と綿密な打ち合わせを行いましょう。
*窓の数や大きさを考える
窓の数や大きさも重要です。
例えば、窓が大きいと採光性が高くなりますが、大きすぎるとかえってプライバシーが守れない可能性があります。
*テラスやウッドデッキを設ける
テラスやウッドデッキがあると気持ち的にも視覚的にも広々とした開放感を堪能できます。
□平屋によくある失敗例について解説
1. 全体のイメージが決まる前に、それぞれのパーツを決めてしまった
細やかなパーツを全体が決まる前に決めてしまったことにより、全体がちぐはぐでバランスが悪くなる失敗がよくあります。
パーツそのものは好みであっても全体では合わない場合があります。
必ず全体のイメージを決めてから、個々を決めましょう。
2. 間取りの失敗
間取りの失敗も多くあり、「外観ばかりに気を取られ、採光性や風通しが悪くなってしまった」や「リビングが広すぎて、部屋数が足りない」などがあります。
おしゃれにしようとして、機能性を損なってしまっては本末転倒です。
3. 防犯上の失敗
防犯上の失敗として「窓を死角になる場所に設置してしまった」、「玄関ドアを開けたら、室内が丸見えになってしまう」などがあります。
これらの対策としては、窓に防犯グッズや格子をつける、玄関については玄関を道路側に設置しないなどがあります。
□まとめ
本記事では、平屋の外観をおしゃれにするコツと失敗例について解説しました。
平屋と2階建て住宅ではおしゃれにするためのコツは異なるため、相談する際は、平屋に詳しい方に相談するようにしましょう。
当社では、お客様のご要望に寄り添った家づくりを心がけております。
注文住宅を検討されている方は、当社にお気軽にお問い合わせください。