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家の外壁の色選びのポイントについて解説!

2023.06.21 - 家づくりのこと

家の外壁の色は外観に大きな影響を与えるため、何色にするかは重要です。
しかし、デザインに精通していない方は、何色にすべきかわからない方も多いと思います。
そこで、今回は家の外壁の色選びのポイントについて解説します。

□家の外壁の色でデザイン以外に考えるべきこと

もちろんデザインを考えて色を選ぶことは大切ですが、他にも意識してほしいことがあります。

*グレー、クリーム系の外壁は汚れが目立ちにくく、白や黒は目立ちやすい

外壁の色によって汚れの目立ちやすさが変わります。
外壁の汚れには、砂や黄砂、土埃などがありますが、汚れの色のほとんどが薄茶・薄緑・黄土色などの中間色が多いため、グレーやクリーム系の外壁ならば、汚れが付着しても色が同化するため汚れがあまり目立ちません。
一方で、白や黒は汚れが目立ちやすい色です。

*鮮明な色は色褪せしやすく、落ち着いた色は色褪せしにくい

青や赤などの原色に近い鮮明な色は色褪せしやすく、一方でクリーム系などの落ち着いた色は色褪せしにくい傾向です。

*外壁の色は室内温度に影響を与える可能性

色が与える影響は、汚れやすさや色褪せだけでなく、室内の温度にも影響する場合があります。
白など明度が高い色はあまり温度に影響しませんが、黒や紺などの明度が低い色は太陽光を多く吸収してしまうため、外壁の熱が室内まで伝達し、室内温度が上昇しやすいです。

□色選びで失敗しないポイントとは?

・周りの環境も考慮する

自分の建物だけでなく、近隣の住宅や建物との色の調和を考えて色を決めることが大切です。
また、周辺の建物だけでなく、立地の考慮も大切です。
例えば、大きな通りに面している場合、汚れの目立つ色は避けた方が良いため暗めの色がおすすめです。

・光によって見え方が変化する

塗装した後の色がイメージしていたのと違うということがよくあります。
これは光の当たり方により色が違って見えるからです。
これを避けるために、実際にサンプルなどに光を当てて、当たっていない部分と比較をしましょう。

□まとめ

本記事では、家の外壁の色選びのデザイン以外で注意すべきポイントと失敗しないためのポイントについて解説しました。
色はデザイン性だけでなく、機能性の面も考えて決めましょう。
また、色を決める際にサンプルやカラーシミュレーションなどの道具を使う方が多いと多いですが、やはりサンプルと実物ではギャップがあるため、可能であれば家の実物サイズで様々な気候条件の時にどのように見えるかを確認しましょう。

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