収納の多い間取りのメリットと収納のポイントを解説!
2023.07.03 - 家づくりのこと
注文住宅を検討されている方にとって収納は大切です。
収納の量や設置する場所により、生活スタイルや快適さが大きく異なります。
そこで、今回は収納の多い間取りのメリットと部屋ごとの収納のポイントについて解説します。
注文住宅を検討されている方は、本記事を参考にしていただければ幸いです。
□収納の多い間取りのメリット
収納の多い間取りのメリットは3つあります。
*おしゃれで清潔な部屋を維持できる
収納が少ないと物を整理できず、あふれ出してしまうため、部屋全体の印象も悪くなります。
収納するスペースがしっかりあることにより部屋がスッキリし、清潔感があるように見えます。
*生活の変化に対応しやすい
家族がいると頻繁に生活スタイルが変わります。
例えば、子供がいると習い事や進学などの大きな変化が定期的に起こります。
更に、子供が成長するにつれ道具や衣類など必要不可欠なものが増えていきます。
できるだけ収納を多くすることにより生活の変化による物の増加にも対応できます。
*掃除が楽になる
掃き掃除や掃除機をかける際、物を片付ける作業があると、非効率かつ時間的にも大幅なロスに繋がります。
収納を多くし、常に物をしまえるような状態にしておけば、楽に掃除ができます。
□場所別の収納のポイント
1:リビング
リビングは家族が共有して使う場所であるため、物が散らかりやすい傾向にあります。
そのため、リビングには大きめの収納を設置すると良いです。
設置する時のポイントは、すぐに物を出し入れできるような位置に設けることです。
2:キッチン
調理器具や食器、調味料などは、大きくありませんが、かなりの数の物を収納できる場所が必要です。
収納の仕方を工夫することにより使いやすくなります。
例えば、菜箸のような調理器具や調味料は、すぐに取り出せるような場所に配置して、使いやすくなるようにしましょう。
3:寝室
寝室のクローゼットは、複雑ではなくシンプルな物を選ぶのがおすすめです。
シンプルな構造の物であれば、後から仕切りを追加することによりコマ回収のスペースを作れます。
一方で、複雑なクローゼットだと1つの大きな収納スペースは作れません。
将来の生活スタイルの変化に対応できるように、クローゼットはなるべくシンプルな物を選びましょう。
4:シューズクローク
家族の人数が多かったり、アウトドア用の道具が多いご家庭の場合は、シューズクロークの設置がおすすめです。
この際、玄関とシューズクローク間の移動のしやすさを意識することで、普段使いが快適になるでしょう。
また、においがこもりやすいので、換気するための窓や換気扇の設置も必要です。
5:ファミリークローク
家族の衣類や荷物をまとめて収納するファミリークロークを、脱衣所近くに設置することで、家事動線を良くできます。
服が散らかったり、どこに収納したか忘れたりすることもなくなるでしょう。
また、乾燥機付き洗濯機で洗濯する場合、すぐにファミリークロークへ洗濯物を収納できます。
□まとめ
本記事では、収納の多い間取りのメリットと部屋ごとの収納のポイントについて解説しました。
収納は多いともちろんメリットがありますが、あまりにも多すぎると使わなかったという場合もあるので、現在から将来までの生活スタイルを考慮してどれくらい収納を用意するかを決めましょう。