注文住宅で決める内容といえば、予算、内装、外観、間取りなど様々なものがありますが、まずは住宅を建てる土地がなければ何も始まりません。
土地をどうするかは、予算や建物の形などにも影響するため、とても重要です。
そこで、今回は注文住宅建設のための土地探しについて解説します。

□注文住宅に用いる土地の探し方

注文住宅の土地の探し方は以下の通りです。

＊住みたいエリアを決める

まずは住みたいエリアを決めます。
通勤や通学に良いエリア、住み慣れたエリア、新天地など大まかなエリアを決めます。

＊資金計画を決める

資金計画は予め必要です。
不動産会社に予算以内の土地を探していますと依頼しても予算通りの土地はなかなか見つかりません。
漠然とした予算のまま土地を探すと土地購入費が予算を圧迫して計画していた建物が建てられないという可能性があるので、資金計画は綿密に立てましょう。

＊不動産会社と土地探し

資金計画をきちんと立てると具体的な予算を不動産会社に提示できます。
準備をしてしないと先述したようなことが起きてしまうため、要注意です。
資金計画を立てたら、その予算内でよい土地を探してもらえるように不動産会社に協力を求めましょう。

□土地を探し終えた後の流れ

土地が決まってから着工までの流れは以下の通りです。

1.　住宅ローン事前審査

住宅ローンには様々な銀行やローン会社があるため、返済条件や金利などを確認しながら決めましょう。
中には繰り上げ返済に手数料がかかる銀行や企業もあるため、返済計画と照らし合わせて条件に合ったものを選びましょう。

2.　建物の設計

土地が決まったら、その土地にあった住宅の設計を行います。
間取りや仕様などを考えているとだんだん予算が上がることが多いため、土地の代金を踏まえつつ、何が必要なのかをよく考えて、予算を超えないようにしましょう。

3.　見積もり・契約

依頼先を決めたら、さらに詳細な間取り、仕様、設備等のプランを決めて、設計図や金額を確定させます。
設計図が完成すると、本見積を依頼し、本契約を結びます。
本契約後は、建築確認申請の手続きを専門機関に提出します。

4.　住宅ローンの申し込み

土地と建物の代金が決定するため、正式に住宅ローンの申し込みを行います。

5.　着工開始

住宅ローンの審査に通過すると、建築確認済証の交付を受けると着工が開始できます。

□まとめ

本記事では、注文住宅用の土地の探し方と土地が決まってから着工までの流れを解説しました。
土地を持っていない方は、土地探しが終わらないと何も決められないため、早めに決められるようにしましょう。

注文住宅に関することでわからないことがありましたら、お気軽に当社にお問い合わせください。