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塗装ごとの無垢材の手入れの仕方をご紹介!

2023.07.09 - 家づくりのこと

床材のお手入れは定期的に行っていますか。
床材に無垢材を採用している場合、何も考えず掃除をしてしまうと傷がついてしまう可能性があります。
無垢材には無垢材にあったお手入れの方法があり、正しい知識が必要です。
そこで今回は、無垢材のお手入れの方法を解説します。

□塗装ごとの無垢材の手入れ方法

塗装ごとの無垢材のお手入れ方法を、掃除の種類ごとに解説します。

*ウレタン塗装の場合

・日常のお手入れ

床を拭く場合は乾いた雑巾で行います。
表面はコーティングされていますが、水拭きはあまりおすすめではありません。
大きいゴミがあった場合は、1ヶ所に拭き寄せて掃除機などで吸い取ることをおすすめします。

・大掃除

掃除機をかけるか、固く絞った雑巾で拭きます。
それでも汚れが落ちない場合には、中性洗剤を薄めたものを含ませてから固く絞った雑巾で拭きましょう。
最後に乾拭きをし、水気を取り除いて終了です。

・ワックスをかける場合

ウレタン塗装の製品には、基本的にワックスを塗る必要はありませんが、艶出しなどで使いたい場合は、無垢フローリングに対応のものを選び、さらに詳細をワックスメーカーに確認してから使用してください。
ワックスのかけ方は、基本的にはゴミを掃除機やモップでとってから水拭きをして、床全体が乾いたことを確認してからメーカーの使用方法に従って行うという流れです。

*自然塗装の場合

・日常のお手入れ

床を拭く場合は、乾拭きで行い、大きいゴミは1ヶ所に履き寄せて掃除機で吸い取ります。

・大掃除

塗装に使った会社が販売している専用のワックスクリーナーを用いて汚れを拭きとります。
最後に乾拭きをします。

・ワックスをかける場合

ワックスをかける場合は、必ず塗装されたオイルと同じメーカーのワックスをかけて下さい。
ワックスはメーカーの手順に従って行います。

□無垢材の板の隙間の掃除方法

無垢板は通常ぴったり敷き詰めていますが、隙間にゴミやほこりが侵入してしまいます。
よって、板の隙間の掃除も重要です。
隙間汚れは放っておくと固まる可能性があるので、ほこりに気が付いたタイミングで定期的に行いましょう。
掃除の仕方は、爪楊枝で隙間の汚れをかき出し、掃除機で吸えばOKです。

湿度が高い日だと、床板が湿気を吸い込んでしまって板同士の隙間が無くなって掃除が大変なので、湿度が低い日や乾燥しやすい日に行いましょう。

□まとめ

本記事では、塗装ごとの無垢材のお手入れの方法と床材の隙間の掃除方法について解説しました。
塗装ごとに適切な掃除方法があるので、きちんと塗装に用いたものが何であるかを確認してから掃除を行いましょう。
特にワックスを使っている方は要注意です。

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