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折り上げ天井とは?メリット・デメリットについて解説!

2023.08.02 - 家づくりのこと

注文住宅の天井には折り上げ天井という種類があります。
折り上げ天井にすると、デザイン性においても実用性においてもメリットがあります。
そこで、今回は折り上げ天井の概要とメリットと同時に把握しておいてほしいデメリットについて解説します。

□折り上げ天井について

折り上げ天井とは、天井の中央が周りよりも20~30センチメートル高い天井の事を指します。
部屋を広く見せられるので、開放感を出したい場合にはおすすめです。

天井を周りよりも高くすることで、梁を見せられるのも特徴です。
梁は存在感があるため、空間の中にアクセントとして機能しますし、クロスを巻いたり塗装をしたりするとより効果が増すのでおすすめです。

□折り上げ天井のメリット・デメリット

折り上げ天井のメリット・デメリットについて解説します。

*メリット

開放的な空間になる

元々高い天井でも低い天井だとしても、折り上げ天井にするだけで開放感を演出することができ、特に縦方向ではかなりの高さを感じられます。

スタイリッシュさを表現できる

折り上げ天井は、デザイン性にも優れているので、部屋をスタイリッシュなイメージにしたい方におすすめです。
また、円形や楕円形など様々なデザインを実現できます。

採光性に優れている

たっぷりとした光があると快適に過ごせます。
折り上げ天井は採光性を上げるための工法の一つです。
天井が一段高くなるため窓の設置スペースが広くなり、さらに採光用の小窓も設置できるため、多くの光を取り入れられます。

*デメリット

角の掃除がしづらい

折り上げ天井は普通の天井に比べて掃除がしづらいです。
特に角の部分にほこりが溜まりやすいので、掃除が大変になります。
デザイン性を優先するか、掃除のしやすさを優先するかで天井の形状を決めることをおすすめします。

上階の天井高さが低くなる

折り上げ天井は天井が低くなりやすい下の階に設置しているケースが多いです。
よって、上階にある部屋が折り上げ天井の高さ分だけ床が上がるため、その分天井との距離が近くなってしまいます。
人によっては、圧迫感を感じるかもしれませんが、施工を工夫すれば上階の高さも低くはなりません。

□まとめ

本記事では、折り上げ天井の概要とメリット・デメリットについて解説しました。
折り上げ天井にすると部屋が開放的・スタイリッシュになり、自然光を取り入れやすいというメリットがある反面、上階部分の天井が狭くなり、掃除がしにくいというデメリットもあります。
天井を検討する際は、天井ごとのメリット・デメリットを理解してから決めましょう。

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