掃除をしやすい家にするための工夫を解説!
2023.08.06 - 家づくりのこと
注文住宅において、デザインや快適に過ごせるかどうかを考える人は多いですが、掃除のしやすさまで気を配っている方は少ないのではないでしょうか。
間取りの段階から掃除がしやすくなるように工夫すると掃除のしやすさが段違いです。
そこで、今回は掃除のしやすい家にするための間取りや内装材の工夫について解説します。
□掃除のしやすい家にするための間取りの工夫
掃除がしやすい家の間取りのポイントは3点あります。
1. 部屋の形を四角形にする
部屋に凹凸が多いと、角にほこりが溜まりやすくなってしまいます。
一方で四角い部屋だとほこりが四隅に集まりやすくなるため、楽に掃除できるようになりますよ。
3. 収納はなるべく造り付けにする
部屋を四角くしたとしても、壁に沿って収納家具を設置すると結局凹凸のある部屋になってしまいます。
よって、予め収納は壁内にすっきりと収まる造り付けを採用すると良いでしょう。
また、その収納は扉付きにすることで、収納内や棚にほこりが溜まるのを防げます。
□内装材の工夫
水回りなど特に汚くなりそうな場所には、掃除が楽にするための工夫が必要となります。
多少見た目を妥協してでも、汚れが落ちやすく掃除がしやすくなる内装材を選ぶべきです。
本記事では、掃除をするのにおすすめな床材について解説します。
1. クッションフロア
クッション性のある発砲層を含んだシート状の床材で、水が染み込まないため水回りによく使われています。
また、キズに強く、汚れが落としやすいのもメリットです。
防カビ、防菌、防汚加工を施した製品もあります。
2. タイル
耐水性や耐摩耗性があり、衝撃に強い素材です。
汚れにくく、汚れが落ちやすいのがメリットです。
また、カラーのバリエーションが多く、サイズもモザイクタイルから60センチメートル角程度のものまであり、豊富な種類が展開されています。
3. Pタイル
ビニール素材をタイル状にした素材です。
傷や汚れに強く、耐水性、耐薬品性、難燃性に優れているため、キッチンやダイニングにおすすめです。
□まとめ
本記事では、掃除がしやすい家にするための間取りと床材の工夫について解説しました。
掃除をしやすい家にすると、どうしてもデザインの面で劣るという問題が発生するかもしれません。
両方を無理やり叶えようとするのではなく、デザインと掃除のしやすさのバランスを考えたうえで、家づくりを行いましょう。