全館空調のメリットと電気代について解説します!
2023.11.17 - 家づくりのこと
空調は快適な生活を送るうえで重要な設備です。
空調として代表的なのはエアコンですが、全館空調という選択肢もあります。
全館空調は、初期費用は高めになってしまいますが、導入すると費用を上回るさまざまなメリットがあります。
そこで今回は、全館空調のメリットと電気代について解説します。
□全館空調のメリットとは?
全館空調のメリットとして以下のようなことが挙げられます。
1.一年中の快適性
全館空調は、家全体を一年中快適な温度に保ちます。
季節の変わり目によくある「この部屋は寒い、あの部屋は暑い」といった温度差が解消され、ヒートショックのリスクも低減します。
さらに、温度の一定化は家族全員が健康で過ごしやすい環境を作り出すのです。
2.空気の清浄化
全館空調は空気清浄機能も備えている場合が多く、バクテリアやウイルス、悪臭などを効率よく除去します。
これにより、家全体が清潔で健康的な空間となります。
3.間取りの自由度
全館空調の導入により、部屋ごとにエアコンを設置する必要がなくなります。
そのため、間取りに制約がかからずに自由な設計が可能になります。
吹き抜けやオープンフロアのような、開放感のある空間も手軽に実現できるのです。
4.エネルギー効率の向上
全館空調は、エネルギー効率が高いとされています。
特に、使用していない部屋の冷暖房を制限することで、エネルギーの無駄遣いを防ぎます。
また、最新のエネルギー管理システムを活用することで、さらなる節約が期待できますよ。
□全館空調の電気代は高いの?
全館空調はどうして電気代が高いと思われているのでしょうか。
全館空調は、家全体を一定の温度に保つためにほぼ絶えず稼働しています。
これが、電気代が高いと思われている理由です。
しかし実際のところは、一般的なエアコンと比較すると大きな差はないことが多いのです。
2人世帯以上の全国平均の電気代は1万円前後ですが、全館空調を導入した家の電気代の平均も1万円前後と言われています。
もちろん、空調の種類以外に地域や家の断熱性能によって電気代が変動する可能性があります。
□まとめ
本記事では、全館空調のメリットと電気代について解説しました。
全館空調には、一年中の快適性上昇や空気の清浄化、間取りの自由度向上など、さまざまなメリットがあります。
1日中空調をつけていることが多いため、電気代が高いイメージがありますが、実は普通のエアコンを使う場合とそこまで変わりません。
自分の生活に合わせて適切な空調を選択しましょう。
当社ではお客様のご要望に寄り添った家づくりを行っています。
家づくりについて分からないことがありましたら、当社までお気軽にお問い合わせください。