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全館空調の仕組みと費用の内訳を解説します!

2023.11.21 - スタッフブログ

新築やリノベーションを検討中の方で、全館空調という言葉を耳にされたことがある方は多いのではないでしょうか。
しかし、耳にされることはあっても、中身についてはあまりわからず、エアコンと何が違うのという方も多いでしょう。

そこで本記事では、全館空調の仕組みと費用について解説します。

□全館空調の仕組みとは?

*全館空調とは?

全館空調とは、一言で言えば家全体の温度を均一に保つシステムです。
しかし、この定義は戸建て住宅においては非常に曖昧で、メーカーによって呼び名も異なります。
この曖昧さの背後には、戸建て住宅に適用される空気環境の規制や基準が存在しないためです。
つまり、全館空調の性能はメーカーによって異なるということです。

*システムの種類

全館空調には大きく分けて、専用のエアコンを使用するタイプと市販のエアコンを使用するタイプがあります。
専用のエアコンを使用する場合、部屋ごとに温度調整が可能で、長期保証がついていることが多いです。
一方で、市販のエアコンを使用する場合は、コストが低く、使い勝手が良いとされています。

*全館空調と24時間換気の違い

全館空調と24時間換気は、目的が異なります。
全館空調は温度調整が主目的であり、24時間換気は室内の化学物質濃度を希釈することが目的です。
したがって、全館空調を導入しても、24時間換気の設備は必要です。

□全館空調を導入するにはどれくらいの費用がかかる?

全館空調を導入する時は以下の3つの費用がかかります。

1.初期費用

全館空調の初期費用は一般的に100万円前後から300万円前後とされています。
しかし、この費用はメーカーや性能によって大きく変わるため、比較検討が必要です。
また、全館空調の費用と各部屋にエアコンを設置する場合の費用を比較すると、全館空調が必ずしも高額ではない場合もあります。

2.ランニングコスト

全館空調の電気代は、性能や家の広さ、ライフスタイルによって変わります。
具体的な金額は一概には言えませんが、省エネ性能の高い全館空調を選ぶことで、月々の電気代を抑える可能性もあります。

3.メンテナンス費用

全館空調のメンテナンス費用は、年間で1~2万円が相場です。
この費用は、故障や不具合が発生した場合にも影響するため、メーカーごとの保証期間や範囲を確認することが重要となります。

□まとめ

全館空調は、家全体の温度を均一に保つシステムであり、24時間換気とは目的が異なっています。
初期費用やランニングコストは一概には言えませんが、自分のライフスタイルや家庭環境に合った選択をするためには、十分な情報収集と比較検討が必要です。

自分にあった空調を選択し、快適な生活を送りましょう。

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