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全館空調の寿命と故障のサインについて解説します!

2023.12.07 - スタッフブログ

住宅内の快適性は、特に高齢者や子供、ペットがいる家庭で非常に重要です。
全館空調を導入すると、家中の温度を均一に保てるので、快適に過ごせます。
しかし、その運用には寿命や故障、コストといったさまざまな要素が影響を与えます。

本記事では、全館空調の寿命や故障のサイン、さらには運用コストを削減するためのテクニックについて解説します。

□全館空調の寿命と故障のサインをご紹介!

*全館空調の寿命

全館空調の寿命は一般的に10~15年とされています。
故障したら修理が必要となりますが、修理部品の保有期間は機種やメーカーによって異なるため、早めの対策が求められます。
特に、修理部品が生産終了している場合、寿命が近づいていると判断し、新しい機種への交換を検討することが賢明です。

部品の中でも冷媒は全館空調の心臓部とも言える部分であり、その種類によっては環境への影響が大きいものもあります。
特に古い機種では、オゾン層に影響を与える可能性のある冷媒が使用されている場合があります。
そのような冷媒は現在では生産が終了しており、修理が難しくなっているのです。

*全館空調の故障のサイン

全館空調の故障は、事前に何らかのサインが現れることが一般的です。
例えば、室外機から異音が聞こえる場合、それは機械部品の摩耗や破損が進行している可能性があります。
また、風は出るが部屋が冷えない、または暖まらないといった症状も、冷媒の漏れやフィルターの詰まりなど、故障の前触れである可能性が高いのです。

故障が発生した場合、その対処法は多岐にわたります。
制御基盤、ファンモーター、プリント基盤など、故障の原因となる部品は多数存在します。
そのため、年数が経過した機種の場合、メーカーが部品を保有していないケースも少なくありません。
そのような状況では、新しい機種への交換が避けられないこともあります。

□全館空調のランニングコストを減らすためのテクニック

全館空調のランニングコストを減らすためには以下の3つのテクニックがあります。

1.定期的なセルフメンテナンス

専門業者によるメンテナンスは必須ですが、それだけでなく自分自身でのメンテナンスも重要です。
特にフィルターの掃除は、機械への負荷を軽減し、電気代を削減する効果があります。

2.設定温度の見直し

全館空調を使わない時間帯では、設定温度を調整することで電気代を削減できます。
温度の変動を少なくすることで、効率的な運用が可能です。

3.太陽光発電の併用

太陽光発電を併用することで、電気代の削減が期待できます。
特に全館空調の運用には大量の電力が必要なため、このような創意工夫が求められます。

◻︎まとめ

全館空調は、住宅内の快適性を高めてくれます。
しかし、その運用には多くのポイントが存在します。
寿命を把握した上で故障のサインを見逃さないようにしましょう。
また、定期的なセルフメンテナンスや設定温度の変更、太陽光発電の併用によってランニングコストを減らしていくことをおすすめします。

この記事で紹介した各ポイントを把握し、より快適で効率的な全館空調の運用を目指しましょう。

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