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全館空調は何年持つ?故障のサインについてもご紹介!

2023.12.29 - スタッフブログ

全館空調システムは、現代の住宅設計において重要な役割を果たしています。
また、このシステムは家全体に快適な空気を供給し、1年中均一な室温を保てます。

しかし、その耐久性や故障のサインについては、多くの人が疑問を持っています。
本記事では、全館空調の寿命と故障のサインについて掘り下げ、その後、全館空調を採用した家の実例を紹介します。
これにより、全館空調の理解を深め、より良い住宅選びの参考にしていただければと思います。

□全館空調は何年持つ?故障のサインとは?

*全館空調の一般的な寿命

全館空調システムの寿命は、一般的に10~15年程度とされています。
この期間は、使用環境やメンテナンスの頻度によって変わることがあります。
また、機器のメーカーやモデルによっては、部品の供給期間が異なるため、修理やメンテナンスの可否も変わってきます。

特に、古いモデルでは、使用されている冷媒の種類によっては、現在では修理が難しいケースもあります。
そのため、定期的なメンテナンスと早めの部品交換が、システムの寿命を延ばす鍵となります。

*全館空調の故障のサイン

全館空調システムの故障は、日常的には頻繁に起こるものではありませんが、故障が発生すると大きな不便を引き起こします。
故障の初期サインとしては、室外機からの異音、冷暖房の効きが悪い、運転が頻繁に停止するなどが挙げられます。
これらのサインが見られた場合、制御基板やファンモーター、熱交換器などの部品の交換が必要になることがあります。

しかし、古いモデルの場合は部品の供給が終了していることもあり、新しいモデルへの交換が必要になることもあります。

□全館空調を採用した家の実例

1.開放的な住まいの実例

全館空調を採用した住宅の一例として、中庭を中心に設計された開放的な住まいがあります。
この住宅では、LDKからラウンジスペース、書斎へと回遊できる間取りが採用されており、仕切りが少ないために空調の効率が重要になります。

全館空調の導入により、開放的な空間と快適な室温を両立しています。
このような設計は、空調システムの効果を最大限に活かす良い例です。

2.吹き抜けを活かした住まい

吹き抜けを取り入れた住宅も、全館空調のメリットを享受できる設計です。
南面に大きな開口部を設けたリビングは、自然光が豊富で開放感がありますが、その分、外気の影響を受けやすい構造です。

全館空調を導入することで、このような設計でも一年中快適な室温を保てます。
また、災害時の備えとして太陽光発電や蓄電池の導入も考慮されており、安心して暮らせる設計となっています。

□まとめ

本記事では、全館空調の寿命と故障のサインについて解説し、さらに全館空調を採用した住宅の実例を紹介しました。
全館空調は、適切なメンテナンスと早めの対応によって長く快適に使用可能です。

また、全館空調を取り入れた住宅の実例からは、そのメリットを最大限に活かした設計の重要性が見て取れます。
全館空調の導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。。

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