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小上がりのある間取りについて解説!魅力と設計で失敗しないためのポイント

2024.07.08 - 家づくりのこと

リビングに段差を設けて作る「小上がり」。
近年人気が高まっている間取りですが、実際に生活してみると「思っていたのと違った」という声も耳にすることがあります。

この記事では、小上がりのある間取りのメリットやデメリット、設計する際の注意点について解説していきます。
ぜひ最後までご覧になってください。

□小上がりのある間取りとは?

小上がりとは、リビングなどに段差を設けて別の空間を作る間取りのことです。
4.5畳がもっとも人気で、和室や接客スペースとして利用されることが多いです。

1:小上がりのメリット

小上がりは、リビングに奥行きを生み出し、空間を広く見せる効果があります。
また、一段高い位置にあるため、お子さんの様子を見守りやすくなります。
さらに、小上がりでくつろいだり、収納スペースとして活用したりすることもできます。

2:小上がりのデメリット

小上がりは、家具の配置に工夫が必要になります。
また、バリアフリーではないため、小さなお子様や高齢の方にとって、段差が障害になる可能性があります。
さらに、掃除ロボットが使えない場合もあるため、注意が必要です。

□小上がりの間取り設計でよくある失敗とその対策

小上がりの間取り設計では、いくつかの失敗例があります。

*3畳の畳コーナーが狭すぎた

3畳の畳コーナーを設けたものの、実際には狭く、2人だと窮屈に感じてしまうことがあります。
目的によって適切なサイズの畳コーナーを設計することが重要です。
例えば、大人2人が寝られる客間として使う場合は、4.5畳以上の広さがおすすめです。

*段差の高さが中途半端で足をよくぶつける

段差が低すぎると、足をぶつけやすく、生活の邪魔になることがあります。
一方、高すぎると昇り降りが大変になります。
小さなお子様や高齢の方がいる家庭では、段差をなくすか、低く抑えるのがおすすめです。

*収納スペースが使いにくい

収納スペースを広く作ったものの、家具の移動が大変で、使い勝手が悪い場合があります。
収納スペースは、アクセスしやすい場所に設計することが重要です。

□まとめ

小上がりのある間取りは、空間の広がりや視界の確保、多用途利用の可能性を提供する一方、家具の配置やバリアフリー設計の必要性など、注意すべき点もいくつかあります。
小上がりの設計を検討する際は、メリットとデメリットを比較検討し、用途や家族構成に合った適切なサイズや高さ、収納スペースなどを設計することが重要です。

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