災害対策でおすすめな蓄電池で停電時でも安心!太陽光発電との併用がおすすめ
2024.07.31 - 家づくりのこと
家族の安全を第一に考え、停電時でも安心して生活できるよう、蓄電池の導入を検討している方も多いのではないでしょうか。
しかし、いざ導入しようとすると、さまざまな種類があり、どれを選べば良いのか迷ってしまう方もいるかもしれません。
今回は、災害対策蓄電池の選び方から設置のメリットまで、解説していきます。
□災害対策でおすすめの蓄電池の選び方
停電時でも安心して生活できるよう、災害対策として蓄電池の導入を検討している方のために、蓄電池の選び方のポイントを解説します。
1:蓄電池の容量
蓄電池の容量は、停電時にどのくらいの時間電力を供給できるかを表す重要な指標です。
必要な容量は、使用する家電製品や使用時間によって異なります。
例えば、冷蔵庫、照明、テレビなど、最低限必要な家電製品だけを使用する場合には、容量の小さい蓄電池でも十分かもしれません。
しかし、エアコンや電子レンジなど、電力消費量の大きい家電製品も使用したい場合は、容量の大きな蓄電池を選ぶ必要があります。
2:蓄電池の種類
蓄電池には、大きく分けて「鉛蓄電池」「リチウムイオン電池」「NAS電池」の3種類があります。
それぞれ特徴が異なるため、用途に合わせて適切なものを選ぶ必要があります。
鉛蓄電池は、価格が安く、寿命も比較的長いという特徴があります。
ただし、重量が重く、設置場所を選ぶ必要がある点に注意が必要です。
リチウムイオン電池は、軽量でコンパクト、高出力という特徴があります。
近年では、価格も安価になってきており、家庭用蓄電池として人気が高まっています。
NAS電池は、寿命が長く、安全性が高いという特徴があります。
ただし、価格が高価なため、一般家庭での導入は少ないです。
3:蓄電池の機能
蓄電池には、さまざまな機能が搭載されています。
売電機能では、太陽光発電で発電した電力を売電できます。
また、電気料金の安い夜間に充電を行い、日中に自家消費することで電気料金を節約可能です。
停電時に備え、蓄電池を満充電の状態に保つ災害対策重視モードもあります。
□太陽光発電と蓄電池を併用するメリット
太陽光発電と蓄電池を併用することで、災害時の電力確保だけでなく、電気料金の削減や環境への貢献も期待できます。
1:災害時における電力確保
太陽光発電と蓄電池を併用することで、停電時でも長期間にわたって電力を供給が可能になります。
太陽光発電は、日中の晴れた時間帯に発電を行うため、昼間は太陽光発電で電力を賄い、夜間や曇り日は蓄電池から電力を供給することで、安定した電力供給を実現できます。
2:電気料金の削減
太陽光発電で発電した電力を蓄電池に貯めておくことで、電気料金の削減効果が期待できます。
日中の太陽光発電で発電した電力を、夜間の電気料金の高い時間帯に利用することで、電気料金を節約できます。
また、電力会社から電力を購入する必要が減るため、電気料金の削減に大きく貢献できます。
3:環境への貢献
太陽光発電は、再生可能エネルギーを利用するため、環境負荷の低い発電方法です。
太陽光発電と蓄電池を併用することで、CO2排出量の削減にも貢献できます。
□まとめ
災害対策蓄電池は、停電時でも安心して生活できるための重要な設備です。
蓄電池を選ぶ際には、容量、種類、機能、設置場所などを考慮する必要があります。
また、太陽光発電と併用することで、災害時だけでなく、電気料金の削減や環境への貢献も期待できます。
今回解説した内容を参考に、ご自身の状況に合わせて最適な蓄電池を選んでみてくださいね。