住宅用蓄電池のメリットとは?電気代節約から防災対策まで上手に活用しよう!
2024.08.08 - 家づくりのこと
住宅用蓄電池は、電気代節約や防災対策、環境への貢献など、さまざまなメリットをもたらす画期的なアイテムです。
この記事では、住宅用蓄電池のメリットを具体的に解説し、導入によって得られるメリットをご紹介します。
□住宅用蓄電池のメリットとは?
ここでは、住宅用蓄電池の導入によって得られるメリットを、以下の3つのポイントに分けて解説します。
1:電気代節約
住宅用蓄電池は、太陽光発電システムと組み合わせることで、電気代を大幅に節約できます。
太陽光発電で発電した電気を蓄電池に貯めておき、夜間や曇り日など、太陽光発電ができない時間帯に放電することで、電力会社からの電気の購入量を減らせるのです。
特に、時間帯別料金プランを利用している家庭では、深夜の安い電力を充電し、昼間の高い時間帯に放電することで、さらなる電気代節約を実現できます。
さらに、蓄電池を活用することで、電力会社からの電気の購入量を減らし、電気料金のピークカットにも貢献できます。
2:災害対策
自然災害発生時、停電が起こると生活は大きく制限されます。
停電時でも、蓄電池があれば、照明、冷蔵庫、テレビなどの家電製品を使用できます。
特に、小さなお子様やご高齢の方、病気をお持ちの方など、停電時に電気が必要な家庭にとって、蓄電池は安心安全の備えとなります。
また、災害時の停電対策だけでなく、停電が予想されるイベント時や、停電しやすい地域にお住まいの家庭でも、蓄電池は心強い存在です。
3:環境への貢献
地球温暖化対策として、再生可能エネルギーの利用が注目されています。
太陽光発電システムと蓄電池を組み合わせることで、CO2排出量を削減できます。
環境問題に関心のある方にとって、住宅用蓄電池は、持続可能な社会の実現に貢献できるアイテムです。
□蓄電池の仕組みと選び方のポイント
住宅用蓄電池は、太陽光発電システムと連携して、発電した電気を貯めておく仕組みです。
蓄電池を選ぶ際には、容量、機能、設置場所など、さまざまなポイントを考慮する必要があります。
ここでは、蓄電池の仕組みと選び方のポイントを解説していきます。
1:蓄電池の仕組み
蓄電池は、リチウムイオン電池のような二次電池が用いられ、電気を化学エネルギーに変換して貯蔵します。
太陽光発電システムと連携することで、日中に発電した電気を蓄電池に貯め、夜間や曇り日など、発電できない時間帯に放電して使用できます。
蓄電池の容量は、貯められる電気の量を示し、容量が大きいほど、長く使用できますよ。
2:選び方のポイント
必要な電気の使用時間や家電製品の消費電力などを考慮して、適切な容量を選びましょう。
また、停電時でも使用できる機能や、太陽光発電との連携機能など、必要な機能を選ぶのがおすすめです。
設置場所のスペースや、設置環境などを考慮して、適切な機種を選ぶことが重要です。
予算に合わせて、価格帯も考慮しましょう。
3:設置費用と補助金
住宅用蓄電池の設置費用は、機種や容量によって異なりますが、数十万円から数百万円程度が相場です。
ただし、国や地方自治体から補助金が支給される場合もあります。
補助金制度は、自治体によって異なるため、事前に確認が必要です。
4:蓄電池の寿命
蓄電池の寿命は、使用状況によって異なりますが、一般的に10年程度といわれています。
定期的なメンテナンスを行うことで、寿命を延ばせます。
□まとめ
住宅用蓄電池は、電気代節約、防災対策、環境への貢献など、さまざまなメリットを持つ画期的なアイテムです。
この記事では、住宅用蓄電池のメリット、仕組み、選び方のポイントを解説しました。
蓄電池導入を検討されている方は、この記事を参考にして、ご自身のニーズに合った蓄電池を選んでみてくださいね。