新築戸建ての防犯対策を徹底解説!窓・玄関・外周の対策から室内対策まで
2024.09.25 - 家づくりのこと
家族の安全を第一に考え、「これから長く住み続ける家に万全の防犯対策を施したい」と考える方も多いでしょう。
しかし、新築戸建ての防犯対策は、どこから手をつければいいか、どの対策が効果的なのか、情報過多でわからない、という方も多いかもしれません。
そこでこの記事では、新築戸建ての窓、玄関、外周、室内の防犯対策についてご紹介します。
□新築戸建ての防犯対策は「窓」から!
新築戸建てで最も侵入されやすい場所は、窓です。
空き巣は、窓ガラスを割ったり、クレセント錠をこじ開けたりして侵入することが多いため、窓の防犯対策は特に重要です。
1:防犯性能の高い窓ガラスを設置する
防犯性能の高い窓ガラスには、合わせガラスや強化ガラスなどがあります。
合わせガラスは、ガラスとガラスの間に特殊な樹脂を挟み込んだもので、割れにくく、割れても破片が飛び散りにくいのが特徴です。
強化ガラスは、通常のガラスより強度が高く、割れにくくなっています。
新築戸建てでは、窓ガラスを強化ガラスや合わせガラスにすることをおすすめします。
2:クレセント錠・補助錠を取り付ける
クレセント錠は、窓の開閉をロックする金具です。
防犯性能の高いクレセント錠には、ピッキング対策が施されたものや、サムターン回し対策が施されたものがあります。
補助錠は、クレセント錠とは別に、窓枠に取り付ける錠前です。
補助錠を取り付けることで、窓の防犯性をさらに高められます。
3:雨戸やシャッターを設置する
雨戸やシャッターは、窓の外側に設置することで、窓を物理的に保護し、侵入を阻止する効果があります。
雨戸やシャッターは、防犯対策だけでなく、台風や強風などから家を守る効果もあります。
4:面格子やセンサーを設置する
面格子は、窓の外側に設置する格子状の金具で、窓への侵入を阻止する効果があります。
センサーは、窓の開閉やガラス破りを感知して、警報を発する装置です。
□新築戸建ての玄関ドアは「防犯性能」で選ぶ!
玄関ドアは、家の顔であり、防犯対策においても重要な役割を担っています。
1:CPマーク付きのドアを選ぶ
CPマークとは、一般財団法人日本建築総合試験所が定めた、防犯性能の高い建材に与えられるマークです。
玄関ドアを選ぶ際には、CPマーク付きのドアを選ぶことをおすすめします。
CPマーク付きのドアは、ピッキング対策やサムターン回し対策が施されており、防犯性能が高いです。
2:ディンプルキーや補助錠を取り付ける
ディンプルキーは、鍵穴に複雑な形状のくぼみがあるため、ピッキングされにくいです。
補助錠は、玄関ドアに取り付けることで、施錠をさらに強化することができます。
3:センサーライトや防犯カメラを設置する
センサーライトは、人感センサーが反応すると自動で点灯するライトです。
センサーライトを設置することで、玄関ドア周辺を明るく照らし、防犯効果を高めることができます。
防犯カメラは、玄関ドア周辺を監視し、侵入者を抑止する効果があります。
また、万が一、侵入されてしまった場合でも、犯人の証拠となる映像を記録できます。
□まとめ
新築戸建ての防犯対策は、窓、玄関、外周、室内のあらゆる場所を対策することが重要です。
防犯性能の高い窓ガラスや玄関ドアを選び、補助錠やセンサーライトなどを設置することで、侵入を阻止できます。
また、防犯カメラやホームセキュリティなどのセキュリティシステムを導入することで、より安全な住環境を実現できます。
家族みんなの防犯意識を高めて、防犯対策に取り組みましょう。