キッチン照明で明るさは大切です!失敗しない照明計画の立て方
2024.10.17 - 家づくりのこと
新築住宅やリフォームで、キッチン照明選びに頭を悩ませている方はいませんか。
「どんな照明を選べばいいのかわからない」「失敗したくない」そう思っている方も多いのではないでしょうか。
キッチン照明は、料理や食事の準備、食器洗いなど、毎日使う場所の快適性を大きく左右する重要な要素です。
この記事では、キッチン照明の選び方について、明るさや色、照明器具の種類など解説していきます。
□キッチン照明で大切になる要素は?明るさが大切です!
キッチン照明を選ぶ際に、重要なのは以下の4つの視点です。
1: 明るさ
キッチンは、料理や食器洗いなど、細かい作業を行う場所です。
そのため、十分な明るさが確保されていることが重要です。
照明器具には、「6畳用」や「8畳用」など、推奨する部屋の広さが書かれていることがあります。
しかし、キッチンの場合は、リビングや寝室よりも明るくする必要があるため、実際の広さよりも少し大きめの畳数用の照明器具を選ぶのがおすすめです。
一般的に、キッチンの広さは4畳から5畳くらいですが、照明は6畳用以上のものを選ぶようにしましょう。
2: 色
照明の色は、大きく分けて3つの色があります。
・電球色
温かみのあるオレンジ色で、リラックス効果があります。
料理をおいしそうに見せる効果がありますが、自然な色が少し分かりにくくなる場合があります。
・昼白色
すっきりとした白い光で、勉強や仕事、読書に適しています。
細かい作業が見やすいため、キッチンの手元を照らすのにもおすすめです。
ただし、リビングやダイニング照明が電球色の場合は、色味が大きく異なるため注意が必要です。
・温白色
電球色と昼白色の中間の色で、両方の良いとこ取りをしたような色です。
3: 器具の種類
キッチン照明には、ダウンライト、ベースライト、シーリングライト、ペンダントライト、スポットライトなど、さまざまな種類があります。
それぞれの照明器具には、メリットとデメリットがあるので、キッチンの用途や雰囲気に合わせて適切なものを選びましょう。
4: 交換方法
照明器具は、経年劣化によって電球が切れてしまうことがあります。
そのため、交換方法が簡単なものを選ぶことも重要です。
電球交換が難しい場合は、専門業者に依頼する必要があるため、事前に確認しておきましょう。
□キッチン照明の種類と特徴
キッチン照明として適した照明器具とその特徴について解説していきます。
1: ダウンライト
ダウンライトは、天井に埋め込むタイプの照明器具です。
天井面とほぼ同一になるため、スッキリとした印象になります。
また、光を下向きに照らすため、作業スペースを明るく照らすのに適しています。
ただし、設置には天井に穴を開ける必要があるため、リフォームなど、工事が必要になる場合があります。
2: ベースライト
ベースライトは、細長いタイプの照明器具で、キッチン全体を明るく照らすのに適しています。
キッチンは、収納庫やシンクなど、さまざまなものが置かれているため、広い範囲を照らせるベースライトがおすすめです。
また、ベースライトは、光が拡散するため、まぶしさを軽減できます。
3: シーリングライト
シーリングライトは、天井に直接取り付けられるタイプの照明器具です。
さまざまなデザインがあり、インテリアに合わせて選べます。
ただし、シーリングライトは、ダウンライトやベースライトに比べて、光量が弱いため、キッチン全体を明るく照らすには不向きな場合があります。
4: ペンダントライト
ペンダントライトは、天井から吊り下げるタイプの照明器具です。
個性的なデザインが多く、インテリアのアクセントになります。
ただし、ペンダントライトは、設置場所を選ぶ必要があります。
また、コードの長さや位置を調整する必要があるため、設置が少し難しい場合があります。
5: スポットライト
スポットライトは、特定の場所を照らすタイプの照明器具です。
キッチンでは、作業台やカウンターなど、光を集めたい場所に設置すると効果的です。
ただし、スポットライトは、光が一点に集中するため、まぶしさを軽減する工夫が必要です。
□まとめ
キッチン照明選びは、明るさ、色、器具の種類、交換方法など、さまざまな要素を考慮する必要があります。
この記事では、キッチン照明を選ぶ際に重要なポイントと、それぞれの照明器具の特徴について解説しました。
これらの情報を参考に、快適で安全なキッチン空間を実現しましょう。