G2仕様とパッシブデザインとは?🏡
2024.10.09 - 家づくりのこと
「G2仕様」という言葉を耳にすることが増えましたが、これは住宅の断熱性能を示す基準の一つです。
□断熱性でG2って何?
住宅の断熱性能に関する基準では、H28年基準、HEAT20のG1、G2、G3グレードなど様々なものがあります。
断熱性能が高いほど室内の温度が外気温の影響を受けにくくなり、暖房や冷房の光熱費を抑えやすくなります。
平成28年基準は、2022年3月時点では国の定めた最高等級でしたが、2025年以降は最低限の断熱性能基準となります。
HEAT20のG1、G2、G3グレードは平成28年基準を大きく上回る、暖かい家づくりを目指すための基準です。
G1:HEAT20の基本的な断熱性能のレベルで、室内の温度差を少なくします。
G2:G1の上で、室温のムラを少なくし、冬は暖かく夏は涼しい、より快適な空間を実現できる、バランスの取れた断熱性能を持っています。
G3:G2の上で、最高レベルの断熱性能になり、特に極寒地などでも快適に過ごせるような住宅に対応していますが、コストも相応に高くなります。
□パッシブデザインって何?
パッシブデザインとは、太陽の光や風など自然の力を上手に利用して、住まいを快適にするための設計のことです。
例えば、
・敷地内の建物の配置を考慮したり、南側の窓をなるべく大きくしたりと工夫して、冬の日中は太陽の光を多く室内に取り込み、暖かくします。
・窓にハニカムスクリーンなどの日よけを設置したり、方角によって窓の大きさを工夫したりして、夏は太陽の光を遮り、室内を涼しく保ちます。
※ハニカムスクリーンとは、窓に設置する遮光製品の一種(カーテンやロールスクリーン等)で、ハチの巣のような六角形の構造をしたスクリーンのことです。構造が大きな特徴であり、断熱効果を補助します。
・窓の位置や間取りを工夫して風通しをよくし、自然の風で涼んだり、室内の空気を入れ替えたりします。
□G2とパッシブデザインを組み合わせるメリットは?
室内が外気温の影響を受けにくいだけでなく、太陽の光を上手に取り入れたり遮ったりできるため、冷暖房費を抑えやすくなります。
また、風通しがよく自然の風で涼めるため、冷房を使う期間を短くすることもできます。
その他にもヒートショックなどの健康リスクを減らすことができます。
□G2とパッシブデザインの実際の間取りは?
当社ではG2とパッシブデザインを組み合わせてこんな提案をさせていただきます。
東仙ハウジングではG2とパッシブデザインを組み合わせたプランや、お客様のご予算に合わせたご提案を多数ご用意してあります。
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