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小上がり和室は失敗しやすい?後悔しないための5つの注意点と対策

2024.11.09 - 家づくりのこと

新築一戸建てを建てることを検討しているみなさんは、リビングに和室を取り入れたいと考えているかもしれません。
小上がり和室は、リビングにアクセントを付けたり、収納スペースを確保したり、家族のコミュニケーションを促進したりと、さまざまなメリットがあります。
しかし、デメリットも存在するため、メリットとデメリットを比較検討し、自分のライフスタイルに合った選択をすることが重要です。
この記事では、小上がり和室のメリットとデメリットを具体例を交えて解説することで、みなさんが小上がり和室を採用するかどうか判断する材料を得られるようにします。

小上がり和室のメリット|快適な暮らしを実現するポイント

1:収納スペースの確保

小上がり和室は、床下に収納スペースを作れるため、リビングの収納不足を解消できます。
おもちゃや季節物の収納、布団などを収納するのに便利です。

2:リビングと和室の空間分割

小上がり和室は、リビングと和室を段差で仕切ることで、空間を明確に分けられます。
リビングは開放的な空間として、和室は落ち着きのある空間として、それぞれの空間を有効活用できます。

3:家族のコミュニケーション促進

小上がり和室は、リビングと少しだけ高低差があるため、家族が集まりやすく、コミュニケーションが促進されます。
リビングでくつろぎながら、小上がり和室で読書やお茶を楽しむなど、それぞれの場所で過ごす時間を充実させられます。

4:インテリアのアクセント

小上がり和室は、リビングのアクセントとなり、空間におしゃれな雰囲気をプラスします。
畳や木の素材感を活かしたインテリアで、温かみのある空間を作れます。

小上がり和室で後悔しないために避けるべき5つの失敗事例

1:狭くて使い勝手が悪い

小上がり和室が狭いと、布団を敷いたり、椅子を置いたりするスペースがなくなってしまい、使い勝手が悪くなります。
特に、来客用の部屋として考えている場合は、十分な広さを確保することが大切です。

対策としては
・小上がり和室の広さは、用途に合わせて適切に設計しましょう。
・布団を敷く場合は、畳2枚分の広さが必要です。

2:小上がりが高くて圧迫感が出た

小上がりの高さが高すぎると、リビングが狭く見え、圧迫感を感じてしまいます。
特に、天井が低い部屋や、窓が少ない部屋では、圧迫感が強くなってしまいます。

対策としては
・小上がりの高さは、リビングの広さや天井高さを考慮して設計しましょう。
・20cm以下の高さにすると、視線に入りにくく、圧迫感を感じにくくなります。
・最大で40cmですと腰掛けられ、小上がり部分の収納が確保できます。

3:動線上に小上がりの角があるためぶつかる

動線上に小上がり和室がある場合、角に足をぶつけてしまうことがあります。
特に、小さなお子さんや高齢者がいる家庭では、安全面への配慮が必要です。

対策としては
・小上がり和室の角を丸くしたり、隅切りにすることで、安全性を高められます。
・小上がり和室の配置を検討し、動線上に角がこないように工夫しましょう。

4:小上がり和室が孤立している

小上がり和室がリビングから孤立していると、リビングとの一体感がなくなり、空間が狭く感じてしまいます。

対策としては
・小上がり和室とリビングの間に、段差を解消するステップを設置しましょう。
・小上がり和室にリビングと繋がる開口部を設け、視覚的に一体感を出すようにしましょう。

5:小上がりの下に収納スペースがない

小上がり和室の下に収納スペースがないと、収納スペースが不足し、リビングが散らかりやすくなります。

対策としては
・小上がりの下に収納スペースを設け、収納力を高めましょう。
・収納スペースの高さや奥行きを調整することで、さまざまなものを収納できます。

まとめ

小上がり和室は、リビングにアクセントを付け、収納スペースを確保、家族のコミュニケーションを促進するなど、さまざまなメリットがあります。
しかし、狭くて使い勝手が悪い、圧迫感がある、動線上に角があるなど、デメリットも存在します。
小上がり和室を採用する際は、メリットとデメリットを比較検討し、事前にしっかりと計画を立て、設計士と相談することが重要です。
失敗を防ぎ、家族みんなが快適に過ごせる理想の空間作りを実現しましょう。

当社は、お客様のアイデアや要望を実現するための最適なプランをご提案します。
小上がり和室をお考えの方はぜひ当社までご相談ください。

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